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米GM、現預金が激減

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2008年7月2日(水)

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 米ゼネラル・モーターズ(GM)の将来を楽観視する投資家の頭には、ある単純な仮説がある。今の自動車市場低迷を切り抜ければ、昨年合意に達した労働協約によって数十億ドルのコスト削減効果が見込め、約3年でしっかり黒字転換できるという筋書きだ。

 だが、GMの黒字転換は困難を極める。何しろ現金流出がすさまじい勢いなのだ。昨秋300億ドルあった現預金残高は、今や240億ドル以下に減った。稼ぎ頭であるピックアップトラックの販売が急減していることを考えると、2009年末に140億ドルまで減ると見るアナリストもいる。これはGMが月々に購入している部品・原材料の金額と大差ない。「1カ月前より危惧の声が大きくなっている」と、債券調査会社ギミー・クレジットのアナリスト、シェリー・ロンバード氏は言う。

来年には3分の1にまで減る?

 GMは、当面の難局を乗り切るのに必要な現金180億~200億ドルは確保しているという。また、資金が必要になれば、既に400億ドルある債務を積み増す手もあるし、5億6600万ドルの年間配当を中止してもいい。

 ある投資銀行が提案したように、不振の北米事業を好調な海外事業から分離し、後者の株式を発行するという奇策も考えられる。今年1~3月期にGMの海外部門は10億ドルの税引き前利益を上げた一方、北米部門は6億ドル超の赤字だった。だが、分割は最後の手段だろう。資金繰りに窮した自動車メーカーはよく新型車の投入を減らすが、GMはそれだけはしないつもりだ。

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