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あのコンラン氏が顧問の注目サイト「マイデコ」

ネット界のニュービジネス登場、“デザインの民主化”で業界を変革

2008年7月18日(金)

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Jennifer L. Schenker (BusinessWeek誌、パリ支局記者)
米国時間2008年7月8日更新 「Can mydeco Democratize Design?

 40代独身の米国人女性、シルヴィア・アストさんは、日頃から自分にはデザイナーの素質があると思っていた。だが家計は厳しく、アトランタの美容室でのパートタイムの仕事や、体の不自由な父親の世話などで、その才能を試すことができずにいた。

 しかし、その思いは遂げられた。インターネットでトランプ遊びに興じていた最中にアストさんが偶然出会ったのが、英国の新興企業マイデコ(本社:ロンドン)が提供する、家具とインテリアのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mydeco(マイデコ)」だ。

 このウェブサイトには大手家具インテリア小売店の家具が展示されており、ユーザー自身が好みのインテリアに装飾できるようになっている。

 アストさんはソファやランプ、壁紙、花瓶などの商品の3Dモデルを利用して、1カ月余りで60を超えるインテリアをデザインした。同サイトはまだベータ版ながら、アストさんの作品は6500回以上も閲覧され、同サイトの“デザインの達人”の座を獲得。世界中から激励と賛辞が贈られた。「どこかでデザイナーの仕事を探してみようかしら」と、アストさんはご満悦だ。

 アストさんの体験から、今秋商用サービスを開始予定のマイデコが目指す“デザインの民主化”の方向性が見えてくる。インテリアデザイナーの卵は、家具や照明、壁の色、床の敷物をPC画面上で様々に試してみることができる。そしてアストさんのように作品を発表し、名声を得る機会すら与えられるのだ。

インテリア業界を変革する力

 もちろんマイデコは、家具やファブリック、照明器具、装飾品の各メーカーの強力な新規販売チャネルともなる。サイト内には650を超える小売店から集めた150万点もの商品が展示・販売されており、その品揃えは現地ショールームや大規模小売店をも凌ぐ。アーティストや個人商店主が1点ものの商品を展示することも可能だ。

 「デザイン業界全体のあり方を一変させるほどのインパクトをもたらしたい」と語るのは、マイデコの創業者ブレント・ホバーマン氏(39歳)だ。同氏はマーサ・レイン・フォックス氏と共同で欧州の人気旅行サイト、ラストミニット・ドット・コムを設立した経歴を持つ。ラストミニットは2000年に上場。2005年、米トラベロシティ・ドット・コムに11億ドルで売却された。

 マイデコには、初心者でも取り組みやすいように、有名デザイナーによる装飾スタイルの見本も用意されている。

 ユーザーはまずスライドバーを使って予算の高低を設定し、それから家具や装飾品の3Dモデルを仮想の部屋に配置していく。実際の部屋の写真をアップロードし、そこに3Dモデルを配置してみることも可能だ。現在3万5000点の商品の3Dモデルが提供されており、今後さらに増えていく予定だ。

販売手数料も収入源

 マイデコの収入源は、広告やスポンサーシップ、それにユーザーがサイトを通じて商品を購入した場合の販売手数料(12.5%)だ。さらに、小売各社のウェブサイト向けに3Dツールも販売する。

 マイデコを利用して実際の部屋のデザインを試すユーザーもいるが、多くはアストさんのように100%仮想の部屋をデザインしている。このデザインを通じて他のユーザーが商品を購入した場合、デザイナーには4%の販売手数料が支払われる。

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