• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

百花繚乱のフリーペーパー(下)
ニューヨークの日本語フリーペーパー

2008年8月8日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 現在、ニューヨークでは数多くの特色豊かな日本語フリーペーパーが発行されている。

 例えば、週刊の「NYジャピオン」は、ニューヨークライフを楽しくする生活情報紙。同じく週刊の「U. S. FrontLine」は一般ニュースも扱うが、ビジネスニュースがメインである。

 月2回刊の「よみタイム」は、ニューヨークで活躍する日本人にインタビューする「人・出会い」のコーナーが特に読み応えがある。月刊「アメリカン★ドリーム」は、米国で活躍している日本人を応援するもので、交流会やイベントにも力を入れている。

 また、季刊誌の「NY St Fashion Magazine」は今年4月の創刊で、ニューヨーク州立ファッション工科大学の川村由仁夜准教授が編集長兼発行人を務め、日本人若手デザイナーを紹介することを目的としている。

 日本語のフリーペーパーは市街のあちこちで配布されていて、現在何紙誌が発行されているのかについて正確なところを私は把握していないが、かなりの数に上るのは確かだ。

「デイリーサン・ニューヨーク」の第1面

 今回は、「デイリーサン・ニューヨーク」と「週刊NY生活」の2紙への取材の成果をお伝えする。

 取材したのは、「デイリーサン・ニューヨーク」を発行するデイリー・ワールド・プレス・インクの高橋克明社長&CEO(最高経営責任者)と、「週刊NY生活」を発行するNY生活プレス社の三浦良一発行人兼CEOと久松茂業務責任者・社長の3人である。また、「デイリーサン・ニューヨーク」に記事を配信している共同通信社と日刊スポーツ新聞社からコメントを得た。

(1)「デイリーサン・ニューヨーク」

 「デイリーサン・ニューヨーク」(以下、「デイリーサン」)は、その名の通り日刊紙で、月曜、祝日の翌日、第4火曜を除く毎日発行されている。タブロイド版の紙面で創刊は2003年。全米・国際ニュースについては共同通信社と、スポーツ・芸能ニュースについては日刊スポーツ新聞社と特約しており、この両者から提供を受けた記事が紙面の60%を占める。特に「日刊スポーツ」は紙面を縮刷したものを掲載している。残りの40%は自ら取材したニューヨークのニュースである。

 「デイリーサン」の強みはなんといっても日刊であること。ニューヨークと米国の一般ニュースは簡にして要を得ており、日本のスポーツ・芸能ニュースは充実の一語である。広告主にとっても、依頼した翌日に案内広告(クラシファイド広告)が紙面に掲載されるのはありがたい。

 スタッフは25人ほど。部数は、火曜から金曜が8500部、土曜が1万部、日曜が1万1000部。そして、収入は現在月20万ドルほどで、99%は広告収入である。コストが非常にかかるが、単月で赤字になったことはないという。

 高橋社長はお金を出して情報を読む時代ではなくなっていると考えており、「デイリーサン」はニューヨーク在住の日本人に情報を提供し、さらには日本人を応援する新聞だと語る。日本語の新聞を読めるのが嬉しいという読者の声を聞くと、地域還元ができたと感じるそうである。

 そして、紙のメディアはまだまだなくならないという立場に立つ。ハンディーなペーパー版はネットよりも便利な部分があり、同じ無料ならどちらを選択するかと言われたらネットよりも紙を選択する人は多いとする。

「茂木崇の「タイムズスクエアに魅せられて」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リクルートは企業文化そのものが競争力です。企業文化はシステムではないため、模倣困難性も著しく高い。

峰岸 真澄 リクルートホールディングス社長