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アップルの新製品が何かを考察してみた

800ドル未満の低価格MacBook登場への期待大

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2008年8月5日(火)

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Arik Hesseldahl (BusinessWeek.com記者)
米国時間2008年7月29日更新 「Is Apple Revamping Its Laptop Line?

 最近、米アップル(AAPL)というと、CEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズ氏の健康問題ばかりが話題になる。だが今回は、もっと興味深い話題に注意を向けたいと思う。つまり、先日の決算発表の際にCFO(最高財務責任者)ピーター・オッペンハイマー氏が繰り返し述べた、「今後の製品の移行」とは何かということだ。

 アップルの説明によると、第3四半期(4〜6月)には約35%だった粗利益率が、製品の移行に伴って、2009年度には30%にまで下がるという。その理由を専門家筋は、ノートパソコンに新製品が登場する可能性が高いからだと見ている。私の予想では、「MacBook Pro(マックブック・プロ)」の新型機が登場するからではないかと考えている。同様の意見が既にたくさん出ていることを承知のうえで、私なりの見解を述べてみよう。

 1つ目の手がかりは、粗利益率の低下ということそれ自体だ。これには2つの要因が考えられる。すなわち、値段が下がるか、機能強化によってコストが上がるかのどちらかだ。

入進学シーズンにはMacが好調

 値下げの線はどうだろうか。アップルは現在、需要が好調で波に乗っている。米調査会社ガートナー(IT)によると、米パソコン市場での4〜6月期のシェアは8.5%。昨年同期の6.4%から急上昇した。

 米デル(DELL)と米ヒューレット・パッカード(HPQ)の2強とはまだ大きな開きがあるが、差は縮まりつつある。そこで、他社のパソコンより初期コストがかさみがちな同社パソコン「Macintosh(Mac)」を値下げすれば、さらなるシェア拡大が確かに期待できそうではある。

 だが、それ以上に可能性が高いと思えるのは、MacやiPod(アイポッド)の仕様や機能を強化する線だ。同社は通常、製品価格を一定の範囲内に収めておきたがる。そのため、コストがかさむ機能強化を行うと、時間の経過とともに部品価格が落ち着くまでの間は、利益率が低下することになる。

 2つ目の手がかりは現在の時期だ。同社の第4四半期(7〜9月)は米の入進学シーズンに重なる。昨年も一昨年も、Macの年間売り上げの約3分の1は第4四半期に集中している。もちろん、各四半期中で最高だ。

ノートパソコンの刷新時期か

 次に、Macの中でもノートパソコンに新製品が出ると予想する理由を考えてみる。2007年度に販売された同社のパソコンのうち、約6割はMacBook。猛烈に売れているこの機種だが、数年前の登場以来、マイナーチェンジのみが重ねられてきた。MacBookとMacBook Proの現行機種が登場したのは2月26日。アップルのノートパソコンは通常、半年ほどの間隔で新モデルが出る。となると、そろそろその時期が来てもおかしくない。

 新モデル登場の期待がとりわけ大きいのが、最上位機種のMacBook Proだ。数年間にマイナーチェンジを重ねてきたが、2001年に初登場したPowerBook Titaniumと大筋では変わっていない。つまり、15インチのワイド画面とシルバーのメタリックな外装という基本的な構成要素は、7年経ってもほとんど同じだ。

 オッペンハイマー氏は先日の決算報告の中で、今度の新製品は「全く新しいレベルの価値をお客様に提供する」と述べていた。ノートパソコンをがらっとモデルチェンジするとしたら、その言葉にぴったり当てはまる。

 特に変化が見込まれるのが液晶画面だ。「iPhone(アイフォーン)」や「iPod Touch(アイポッド・タッチ)」と同じようなマルチタッチ式ディスプレーの搭載が予想される。アップルはマルチタッチに関して様々な特許を取得しており、iPhoneやiPod Touchでマルチタッチを駆使している。

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