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米“再建王”、世界に挑む

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2008年9月30日(火)

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 ニューヨークの投資家ウィルバー・ロス氏はインドで苦戦を強いられてきた。倒産寸前の企業を買収し、徹底的なリストラで再建することを得意とする同氏は2年前、ムンバイに拠点を設け、投資先を探してきた。だがインド経済が急成長し、株価が高騰する中では、望むような安値で買収できる企業はなかった。

 それがここへきてインドの株式市場が急落、ようやくチャンスが巡ってきた。8月11日には格安航空スパイスジェットに8000万ドルを出資。インド企業にはさらに3億ドルを投資する用意がある。ムンバイのつましい事務所では、スタッフが砂糖、セメント、不動産などの業界での投資機会を探っている。「窮状にあり、再編の可能性のある業界を探している」とインド事業のCEO(最高経営責任者)、ランジート・ナブハ氏は語る。

 インド展開はロス氏のグローバル戦略の一環だ。ロス氏は鉄鋼、石炭、繊維など米国内の斜陽産業への投資・再編で財を成した。最も有名なのは2004年に鉄鋼事業をミタル・スチールに45億ドルで売却し、わずか2年で20億ドル以上の利益を上げた案件だ。ロス氏の投資哲学は不変だが、活動の舞台は大きく広がった。今日、WLロス・カンパニーは利益の3分の2を米国外で稼ぐ。

 これまでのところ世界戦略は順調だ。関係者によると、新興国での収益率は先進国とほぼ同等の年率約30%という。投資先は既にベトナム、中国、ブラジル、南アフリカ共和国など20カ国以上に及び、カルパースのような年金基金や政府系投資ファンドなどの投資家から預かった運用資産は約80億ドルに達する。

 今日まで、ロス氏は国際展開において2段階の基本戦略を取ってきた。まず土地勘のある業界の業績不振に陥った工場を買い集め、その後コストの安い国に拠点を移すのだ。

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