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米ハイテク企業、成長の秘訣

「BusinessWeekが選ぶハイテク成長企業75社」に学ぶ

2008年11月4日(火)

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Aaron Ricadela (BusinessWeek誌記者、シリコンバレー)
米国時間2008年10月27日更新 「Can Hot Techs Keep Growing?

 ここ数週間、ハイテク株の投資家は株式市場と経済の混乱という嵐に翻弄されている。そんな最中の10月21日、米アップル(APPL)は第4四半期決算発表の電話会議を開催した。今回の会議には、スティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が特別に招かれ、事態の収拾に努めた。

 今期のアップルは、「iPhone(アイフォーン)」の大ヒットや「Mac(マック)」と「iPod(アイポッド)」の好調な売り上げにより、大幅な増益を記録した(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年10月21日「How To Compete In A Downturn? Check Out Apple's Quarterly Earnings」)。

 だが、ジョブズ氏は単に1つの四半期の業績にとどまらない長期的な視点を強調した。アップルはこの逆境を利用して、ライバルの一歩先に出る構えだというのだ。ジョブズ氏は、アップルが銀行に約250億ドル(約2兆5000億円)の現金を保有していることを説明し、現在の不況は「手元資金を持つ企業にとっては資金を活用するまたとない機会」になるはずだと述べた。

 「アップルも多少は波にもまれるかもしれないが、大丈夫だ。将来、波が収まる頃には、これまで以上に強くなっているだろう」(ジョブズ氏)

 今はどの企業にとっても困難な時だ。しかし、中にはこの逆境を成功に変える方法を見いだした企業もある。毎年恒例の「BusinessWeekが選ぶハイテク成長企業75社」。過去1年間、ハイテク部門で業績の良かった企業のランキング上位の75社である。

 その中には顧客のコスト削減に貢献し、業績を伸ばした企業がある。米IBM(IBM)、米コンサルティング大手アクセンチュア(ACN)、米仮想化ソフトウエア会社VMウエア(VMW)などがその好例だ。

 また、好不況にかかわらず顧客の増収に寄与している企業もランクインした。例えば、10月16日に市場予想を大きく上回る四半期決算を発表した米グーグル(GOOG)(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年10月17日「Google's Profit and Sales Leap, Firing a Rally」)。オンライン広告によって売り上げを伸ばしている企業が広告掲載を継続していることが好調の要因だ。

 政府機関を顧客とする企業の業績も悪くない。政府支出は一般的な経済状況にさほど影響を受けない傾向があるからだ。その恩恵を受け、赤外線技術の米フリアーシステムズ(FLIR)や、国防関連企業の米マンテック・インターナショナル(MANT)、米ハリス(HRS)、米サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーション(SAIC、SAI)が今年のランキング上位に躍り出た。

1位はギリアド・サイエンシズ

 評価には数多くの指標を使用した。最重視されたのは収益成長率だ。総収益、株主投資利回り、自己資本利益率(ROE)なども考慮した。10月15日現在で発表済みの直近の第4四半期の業績に基づいたランキングとなっている。

 1位に輝いたのは、米バイオ医薬品会社ギリアド・サイエンシズ(GILD)。AIDS(エイズ)、高血圧、B型肝炎などの治療薬の売り上げが好調で、大幅な増益を達成しROEが大きく向上した。同社最新の認可エイズ治療薬「Atripla(アトリプラ)」の成功と、2006年に買収したドイツの特殊化学メーカー、デグサ(当時。現エボニック・デグサ)のカナダ子会社レイロ・ケミカルズの好調な業績が利益を押し上げた格好だ。

 成長著しいIT(情報技術)業界。その速度についていくため、不況時には通常とは違った方策が求められるのは当然だ。ライバルに差をつけ、顧客に選んでもらうためにすべきことに注力する必要がある。困難な時には、ジョブズ氏のように、守りではなく攻めの姿勢を取らなくてはならない。

 「同じようなものを売り続けたところでうまくはいかない」と話すのは、34位にランクインした米サイベース(SY)のジョン・S・チェンCEOだ。

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