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海外医療ツアー、保険の適用も

医療費の高い米国で注目

2008年11月17日(月)

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Zoe Galland (BusinessWeek誌エディター)
米国時間2008年11月9日更新 「Medical Tourism: The Insurance Debate

 20年前には、米国人が膝の手術を受けにインドへ行くなど恐らく思いもよらないことだった。だが、医療にかかる費用が増加の一途をたどる近年、状況は変わりつつある。

 米医療ツアー会社スター・ホスピタルズ・ドット・ネットのクマール・ジャガディーサン副社長兼CEO(最高経営責任者)は、多くの患者が治療のため海外渡航するようになった事情を次のように説明する。

 「米国内で膝の手術を受けると4万5000ドルから5万ドル(約450~500万円)かかるところを、インドなら1万ドル(約100万円)に航空運賃で済む」。往復の渡航費は1330ドル(約13万円)程度だ。

 スター・ホスピタルズは、手術を受けにインド、タイ、フィリピンなどの国へ出かける患者向けに割安な海外医療ツアーを提供している。ところが、保険会社は医療費を大幅に節減できることを認めているにもかかわらず、ごく一部の会社を除き、こうした海外医療ツアーを保険の適用対象とはしたがらない。そのため今のところ、大半の患者は費用を自己負担するほかない。

病院の信頼性に対する懸念

 保険会社が海外での治療の保険適用を渋るのはなぜか。「最大の問題点は、医療機関の信頼性の確認にある」と、米スクワイア・サンダース・アンド・デンプシー法律事務所のスコット・エデルスタイン弁護士は言う。「合理的な手段にもとづいて、適切な治療を提供する信頼に足る医療機関であることを確認しなければならない」。

 スター・ホスピタルズなどの医療ツアー会社が、海外の病院を選ぶ際の判断基準としているのは、米国の医療施設を評価・認定する米非営利機関、医療機関認定合同委員会(JCAHO)の国際部門ジョイント・コミッション・インターナショナル(JCI)による認定の有無だ。最近ではJCIの認定を受ける海外の病院も増えている。

 「世界中に質の高い病院のネットワークを構築することで、さらなる成長が期待できる」と、海外に医療を受けに行く患者の話をまとめた著書『Patients Without Borders(仮訳:国境なき患者団)』の著者ジョセフ・ウッドマン氏は言う。JCIで広報担当マネジャーを務めるケネス・A・パワーズ氏によると、2005年にはわずか76だった認定病院数は、今では220を超えるまでになったという。

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