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脳梗塞の後遺症を中国で治す

医療コスト削減へ、伝統医療を受けた元患者による新ビジネス登場

2008年11月21日(金)

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Bruce Einhorn (BusinessWeek誌香港支局、アジア地域担当エディター)
米国時間2008年11月9日更新 「A Traditional Chinese Alternative to U.S. Hospitals

 2001年11月、米アイオワ州グリーンマウンテンで看護師・救急救命士として働いていたルース・ライク氏(当時42歳)は脳梗塞を発症した。その後遺症にほとんど改善が見られないまま2年以上が経過。右半身が不自由となり、会話もままならなくなった。

 保険会社の全額負担で、作業療法や理学療法、言語療法などを試みたものの回復には至らず、家の中を移動するにも「家具から家具へと伝い歩きするのがやっと」の状態だったという。わずかながら回復に向かっていた症状も、2004年に入ると悪化に転じた。「検査したら、以前よりも状態は悪くなっていた」と、ライク氏は当時を振り返る。

「元通りの生活が送れるようになった」

 ライク氏にとって幸いしたのは、夫とともにここ何年もホストファミリーとして中国からの交換留学生の世話をしていたことだった。従来の治療を受けるライク氏の症状が改善しないのを見た中国人留学生から、中国伝統医療(Traditional Chinese Medicine:TCM)を試してみるよう勧められたのである。そこで2004年6月、ライク氏は中国に渡り、北京近郊の工業都市、天津にある病院に入院した。

 5カ月間、鍼灸や中国式マッサージ、薬草療法、蒸気療法、運動などの集中治療を受けたところ、うれしいことに、効果が表れた。

 「長い距離を歩けるようになり、全身の感覚も戻った。思考力も取り戻し、記憶力や視力も元通りになった」と話すライク氏。病院スタッフにも、「彼らのおかげで元通りの生活が送れるようになった」と感謝を惜しまない。

 以来、医療ツアーの草分け的存在となったライク氏は、低料金の代替医療を望む患者に中国行きを勧めている。ライク氏が設立しCEO(最高経営責任者)を務める米チャイナ・コネクションは、従業員9人(米国に3人、中国に6人)の小さな会社だが、TCMと西洋医療の双方を中国で受けることに関心を寄せる患者向けの医療ツアーを組んでいる。

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