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中国一の大富豪に株価操作疑惑

極貧から成功した国美電器の主席が取り調べ

2008年12月1日(月)

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Frederik Balfour (BusinessWeek誌アジア特派員、香港)
米国時間2008年11月24日更新 「Corruption Charges for China's Richest Man?

 中国有数の大富豪で中国家電量販店の最大手、国美電器の創業者、黄光裕主席(39歳)が中国公安当局に拘束されたと報じられた。企業にとって、そのトップが取り調べを受けるのに良いタイミングなどないが、黄氏は国美にとって最悪のタイミングで拘束されたと言える。

 米家電量販最大手ベスト・バイ(BBY)の中国版としても知られる国美。急増する中国中産階級の家電需要の波に乗り、中国家電量販店の最大手に成長した。しかし、世界的な金融危機の影響で中国経済は著しく低迷しており、国美には創業者を巡る長期に及ぶ法廷闘争にかまけている余裕などない。

 詳細はまだ不明だが、中国メディアによれば、黄氏は実兄が所有する企業の株価を操作した疑いで拘束されたという。その報道を受け、香港証券取引所は11月24日、国美株の売買を終日停止した。国美は同取引所に対し、「報道内容が正確かどうか確認できる立場にない」と述べた。

 英広告会社ブランズウィック・グループは黄氏の現在の状況と容疑を調査中だが、同社広報担当者によれば、拘束されたとされる11月19日以降、国美の経営陣はまだ黄氏と連絡が取れていないという。国美はBusinessWeekの取材に対しコメントを避けた。

立志伝中の人物

 「2008胡潤版長者番付」(胡潤による富豪ランキング)によると黄氏の個人資産は63億ドル(約6300億円)に上り、1位に輝いていた。中国メディアの報道によると、黄氏は上海証券取引所に上場する中国の医薬品・医療機器会社、山東金泰集団の株価を操作した疑いで取り調べを受けている。実兄の黄俊欽氏が支配株主である同社の株価は2007年、年初から売買停止になるまでの8カ月間で900%以上も上昇した。

 黄氏は典型的な立志伝中の人物だ。10代で北京に出てきた黄氏は、兄と2人でラジオや電化製品の部品などを売る露天商を始めた。その後、徐々に事業を拡大。やがて、国美は中国最大の家電小売チェーンへと成長した(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年9月10日「Gome Is Tops in China」)。

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