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輝きを失う、“世界の工場”中国

品質欠陥と知的財産の盗用への不安高まる

2008年12月4日(木)

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Pete Engardio (BusinessWeek誌、国際シニアライター)
米国時間2008年11月26日更新 「China Losing Luster with U.S. Manufacturers

 養殖ウナギから玩具、薬品から乳製品に至るまで、この2年間で中国産製品のずさんな品質管理の実態が明らかとなり、“世界の工場”としての中国の魅力は大きく損なわれる結果となった。サプライチェーン分野の調査コンサルティング業務を専門とする米AMRリサーチの最新調査によると、品質に対する不安から、米国の製造業者は中国への生産委託計画を縮小しつつある。

 代わって注目を集めているのが、メキシコなどの米国の近隣諸国だ。製薬会社(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年9月4日「Chinese Scientists Build Big Pharma Back Home」)からコンピューターや自動車部品のメーカーまで米製造業130社を対象に、10月中旬に実施された今回の調査では、AMRが同様の調査を行った5月以降、中国に対する意識が大きく変化していることが明らかとなった。

 中国製造業にまつわる問題として、今年に入って人件費、輸送費、原材料費の高騰が大いに注目を集めたが、今回の調査で判明した米製造業者の中国に対する意識変化は、輸出大国・中国にとってはるかに深刻な問題だ。

 調査では、米国内で販売される製品の調達に関わる15のリスク要因について、世界中の様々な地域の評価を尋ねている(ただし中国と米国は、それぞれ国でなく1つの地域として区分)。ほんの数カ月前、中国に対する最大の不安は、工場労働者の賃金上昇と、燃料価格高騰による海上運賃の上昇だった。ところが、その後原油価格が60%下落し、中国の対米輸出が急減したことで、スポット運賃は暴落している。

中国のリスクの高さが様々な調査項目で突出

 現在、中国に関する最大の不安要素となっているのは、品質問題と知的財産の盗用だ(BusinessWeek.comの記事を参照:2006年4月27日「China’s Intellectual Property Thicket」)。回答者の半数が製品の品質欠陥について、また57%が知的財産の侵害について、「リスク」が最も高い地域として中国を挙げている。5月の調査時と比べて大幅に増加しており、この2項目で中国以外の地域をトップに挙げた回答はわずか7%に過ぎない。

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