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フォード、環境対応車で起死回生を誓う

3種類のエコカーを2012年までに発売予定

2008年12月9日(火)

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David Kiley (BusinessWeek誌、デトロイト支局上級記者)
米国時間2008年12月2日更新 「Ford Vows to Go Electric

 米フォード・モーター(F)は12月2日、融資に関し慎重姿勢を崩さない米議会に対し、米自動車産業には再生の見込みがあり救済に値すると訴え、ハイブリッド車やプラグイン電気自動車(EV)の開発を急ぐ姿勢を明確にした。

 また、米ゼネラル・モーターズ(GM)や米クライスラー同様、報酬体系の見直しを検討。経営陣の役員報酬をカットし、一般社員の給与・諸手当も米国内で自動車生産を行う外国メーカーと同水準に抑制する方向で、労働組合との再交渉に臨む考えを示した。

 ビッグスリー(米自動車大手3社)は同日、申請している公的融資約250億ドル(約2兆3000億円)の使途の概要を示す計画書を議会に提出する。3社の手元現金は急速に枯渇しつつある。当面の運転資金として公的融資を利用できなければ、景気後退や販売激減という厳しい現況下での会社存続はおぼつかない(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2008年11月15日「GM、破産せずに再生なるか?」)と各社首脳は訴えている。

 3社の中では最も経営状態が良好なフォードは、公的融資が不要となる可能性もあるとしてきた。だが今回は予備資金として約90億ドル(約8300億円)の融資を議会に求めている。GMの申請額は120億ドル(約1兆1000億円)で、クライスラーへの融資額は差し引き約40億ドル(約3700億円)となる。だが、クライスラーは11月に、約60億~70億ドル(6000億円前後)が必要だとの見解を表明している。

 クライスラーは、他社との提携強化を通じたコスト削減策を報告に盛り込む模様だ。同社は明言を避けているものの、同業他社との合併や身売りに前向きと見る向きは多い。

バッテリー方式の電気自動車開発にも意欲的

 フォードは「3種類のエコカー(ハイブリッド車、プラグインEV、バッテリーEV)」(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年10月3日「Electric Cars: What's Needed Now」)を2012年までに販売する計画も2日に明らかにした。

 具体的には、バッテリーEVの商用バンを2010年、一般用セダンを2011年に発表する。プラグインEVの「フォーカス」や「フュージョン」の開発も2012~13年までに完了する見込みだ。

 全体としては、2010年の投資予算の8割をトラックやSUV(多目的スポーツ車)ではなく乗用車やクロスオーバー車に注ぎ込むという。

 フォードの世界商品開発部門統括責任者デリック・キューザック氏は、最近のインタビューの中で、燃費効率面での過去2年間における最大の変化は、全車種にわたり「業界トップ」に立つことを目指した点だと述べた。「今までは、競争力のある車種で優位に立つことばかりを考えがちで、長期的には当社の競争力低下を招く結果となった」(キューザック氏)。

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