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米住宅危機、クリスマスでも債権回収

住宅差し押さえにおびえる米住宅ローン債務者たち

2008年12月12日(金)

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Christopher Palmeri (BusinessWeek誌、ロサンゼルス支局上級記者)
米国時間2008年12月3日更新 「Home Foreclosures Continue, Despite Bank's 'Freeze'

 米金融機関各社は年明けまで、住宅の差し押さえ手続きの凍結を表明。しかし、一部の住宅ローン債務者の元には、依然として銀行から差し押さえ手続きの通知が届いているという。

 この1カ月間、いくつもの米大手金融機関が年末年始の休暇期間中は住宅の差し押さえを行わないことを表明した。米銀大手JPモルガン・チェース(JPM)も、10月末のハロウィーン以降90日間は「新たに住宅ローン債務に関連した差し押さえ手続きは進めない」との声明を発表した(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年10月31日「JPMorgan Chase Freezes Foreclosures」)。

 同行は40万人に及ぶ住宅ローン債務者の契約条件を見直し、この先も自宅に住み続けられるようにするほか、住宅ローンに関する相談窓口を増設して、苦境に陥った借り手に支援の手を差し伸べる意向を表明した。

 しかしBusinessWeek.comに投書してきたワシントン州に住む男性読者は、11月25日より、チェース銀行から「ロス・ミティゲーション(損失緩和)」担当部門に連絡するようにとの通知を受け取り始めたと訴えている。住宅ローンを抱える匿名希望のこの読者によれば、事はそれだけでは済まなかった。

 「自宅が差し押さえられるのではないかと不安でたまらない。土曜の晩、チェース銀行が寄こした見知らぬ男たちがやってきて、金属製の書類ケースから取り出した文書を手渡された。配達証明付きの郵便が毎日届く。郵便配達人は受け取りの署名をもらうために、玄関をノックして待っている。郵便は全部で3通。“占有者”宛、妻宛、そして自分宛だ」

クリスマスが返済期限

 チェース銀行から住宅ローンを借りている別の女性読者からも投書が届いている。「私の家では、チェースは差し押さえ手続きを凍結していない。クリスマスまでに4800ドル(約45万円)の返済が求められている。(中略)辛くてたまらない」と書いている。

 JPモルガン・チェースの広報担当トーマス・ケリー氏は、住宅ローンの中には別の貸し手が債権を保有し、チェース銀行は返済金を徴収しているに過ぎないものもあると語る。この場合、チェース銀行は差し押さえ手続きを進めざるを得ないという。

 前述のワシントン州在住の読者の場合、融資はもともと同行が今年9月に買収した米貯蓄金融機関(S&L)大手ワシントン・ミューチュアルから受けたものだった。最終的に、現在は米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック、FRE)が債権を保有しているとケリー氏は説明する。

 米2大住宅金融の連邦住宅抵当公社(ファニーメイ、FNM)とフレディマックも、11月20日に差し押さえ手続きの凍結を表明し、11月26日から1月9日までは一戸建て住宅の差し押さえを執行せず、住人に明け渡しを求めないとした。この2社はともに、今年9月に米政府からの資本注入を受けている。

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