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ソニー、PS3向けの仮想空間サービスをようやく開始

苦戦するテレビゲーム事業部門、業績回復の起爆剤となるか

2008年12月17日(水)

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Kenji Hall (BusinessWeek誌、東京支局テクノロジー担当記者)
米国時間2008年12月10日更新 「Sony Launches PlayStation Home (Finally!)

 突然の開始発表だった。ソニー(SNE)のテレビゲーム部門子会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、開始が1年以上延期されてきたオンライン3Dソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「PlayStation Home(プレイステーション・ホーム)」について、12月11日から正式にサービスを開始すると発表。米リンデン・ラボの仮想空間サービス「Second Life(セカンドライフ)」のように、仮想空間の中に作成した自分の分身を使って、ほかの利用者と双方向のコミュニケーションができるサービスだ。

 ソニーの狙いは、苦戦するゲーム事業部門をHomeの導入で立て直すことにある。Homeのサービス開始の2日前の12月9日、ソニーは世界的な景気後退による消費者向け電子機器の需要低下に対応するため、1万6000人の人員削減を含む経費削減策を発表している(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2008年12月13日「ソニーのリストラ計画に疑問の声」)。

 「プレイステーション3(PS3)」事業を抱えるゲーム事業部門は、ソニーの業績の足を大きく引っぱっており、過去2年間合計の営業損失は3568億円にもなる。スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)は、同部門について、今年度は何とか利益を出せる可能性もあると見ているが、長引く景気後退に加え不利な円高の影響もあり楽観はできない。

 ソニーの幹部は、Homeがすぐに利益を生むとは考えていないという。計画では、HomeはPS3の全ユーザーが無料でダウンロードできるソフトウエアとして提供され、仮想空間上で店を開いたり、商品を販売したり、イベントを開催したり、宣伝を行ったりするゲーム会社などの企業に対して課金する。

 Homeのシニアプロデューサーである赤川良二氏は、「Homeによって、ゲーム好きの人同士が出会える機会を増やせると考えている。それが結果として、当社の重要な目標であるゲーム人口の増加につながるだろう」と語る。

競合他社に後れを取るソニー

 HomeはPS3向けに投入される最新のオンラインサービスとなる。先般、ソニーは「PlayStation Network(プレイステーション・ネットワーク)」にビデオ配信サービスを追加した。ゲーム、音楽、映画、テレビ番組、映画の予告編など様々なコンテンツをダウンロードできるサービスで、同社によれば、全世界で1500万人が利用している。

 だが、幅広いゲームや映像のオンライン配信サービスではライバルの米マイクロソフト(MSFT)が優位を保っており、ゲーム機の販売台数では任天堂(7974.T)が首位に立っている。

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