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世界最大の家電ショー「CES 2009」、目玉はネットブック

タッチスクリーン式高機能ネットブックが揃い踏み

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2009年1月15日(木)

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Olga Kharif (BusinessWeek.comシニアライター、オレゴン州ポートランド)
米国時間2009年1月7日更新 「Gambling on Netbooks in Vegas

 ネットブックとは何か。今なら、10インチ(約25センチ)ほどのディスプレーを搭載し、最近の価格は300ドル程度で、機能を最小限に絞った小型ノートパソコンである。

 だが、間もなく、製品の定義はそう簡単なものではなくなりそうだ。家電メーカーはこの新たなセグメントに多様性を持たせようとしている。1月8日に米ラスベガスで開幕の世界最大の家電見本市「国際家電ショー(CES)」では、200ドルを切るネットブックから、通話やインターネット接続、マルチメディア機能を一体化した1000ドル超の高性能ミニノートまで、各社から多種多様な形、大きさ、価格の新製品が公開される。

 選択肢が広がることは、ネットブック購入を検討する、増えていく一方の消費者にとっては朗報だろう。米IT調査会社フォレスター・リサーチ(FORR)が昨年11月に行った調査では、2009年にパソコンを購入予定の消費者の5人に約1人が、現在の経済情勢を踏まえて出費を控えると回答している。米市場調査会社IDCは、その少ない予算が向かう先はネットブックだと予測している。今年のネットブックの出荷台数は、昨年の1100万台を大きく上回る約2100万台となる見込みだという。

 とはいえ、家電メーカーにとってネットブックのラインアップの充実を図ることは、両刃の剣となる可能性もある。出費を抑えたい消費者は低価格機種を選ぶ傾向があり、従来型ノートパソコンの需要が低下しているからだ。

 既に2008年のクリスマス商戦では、好調なネットブックに消費者を奪われた形のノートパソコンは苦戦を強いられている(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年11月26日「Netbook Sales May Be Cutting Demand For Laptop PCs」)。

音楽機能のほか、多機能を搭載

 通話やナビゲーション、マルチメディアなどの機能がネットブックに搭載されるようになった今、スマートフォンや全地球測位システム(GPS)、さらにはデジタル音楽プレーヤーの市場が奪われる可能性もある。

 「小型の(タッチスクリーン方式の)ネットブックと音楽プレーヤーの間で大きなカニバリゼーション(共食い現象による既存製品の落ち込み)が起きるかもしれない。メディア・プレーヤーに399ドル払うくらいなら、ネットブックを買うのではないだろうか」と話すのは、米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の高度マーケティング担当副社長パット・ムアヘッド氏だ。AMDは1月6日、初のネットブック用チップを搭載したノートPCを発表している。

 ネットブックの定義は、今後ますます曖昧になりそうだ。低価格帯市場では小型化・低価格化が進んでいる。携帯電話などの半導体製造で知られる米フリースケール・セミコンダクタからは1月5日、2009年のクリスマス商戦に向け、200ドル以下のネットブックを実現するチップが発表された。

 一方の高機能ハイエンド市場では、高価格・多機能傾向が加速している。中国レノボ・グループ(聯想集団)は1月5日、顔認識機能つきのネットブック「IdeaPad(アイデアパッド)S10」を発表。競合他社はWi-Fi(ワイファイ:無線LANの標準規格)、あるいは米AT&T(T)など通信大手のネットワーク経由でインターネットに接続できるネットブックを投入する予定だ。

 「これにより、既存のスマートフォン・ユーザーを取り込むことになる。ネットブックのデバイスとしての位置づけを大きく変えるものだ」と、同じくネットブック用チップを製造する米無線通信技術大手クアルコム(QCOM)のルイス・ピネダ上級副社長は語る。

 各メーカーは、タブレットPCに代えて、タッチスクリーン搭載モデルの導入も計画している。米インテル(INTC)とその製造パートナー各社は1月9日、タッチスクリーン市場への参入を発表する。タッチスクリーンの搭載により、例えば現在300ドル程度の価格を500ドルへ引き上げることが可能となる。

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