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ヤフーの新CEO、立て直しの秘策はあるか

元オートデスクCEO、キャロル・バーツ氏の手腕が問われる

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2009年1月23日(金)

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Robert D. Hof (BusinessWeek誌、シリコンバレー支局長))
米国時間2009年1月14日更新 「What Yahoo Needs from Bartz Right Now

 苦境の米ヤフー(YHOO)が、新しいCEO(最高経営責任者)を外部から招聘した。業績不振で徐々に凋落する一方の同社にとって、立て直しの最後のチャンスだ。

 1月13日に同社が新CEOに指名したのは、キャロル・バーツ氏。CAD(コンピューターによる設計)ソフトウエア大手の米オートデスク(ADSK)の会長で、かつて同社CEOを務めた人物だ。共同創業者ジェリー・ヤン氏の後任として、ヤフーの舵取りに当たることになる(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年1月13日「Confirmed: Carol Bartz Named Yahoo CEO: Can She Turn It Around?」)。

 バーツ氏は就任後初の公式発言として、アナリスト向けの短い電話会見を行ったが、その話しぶりからは同氏の実直さがありありとうかがえた(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年1月13日「LIVE: Yahoo Announces Carol Bartz as CEO」)。ヤフーは実力のある会社だと述べたうえで、「率直に言って多少の業務管理が必要だ」と指摘。ヤフーが今後進むべき道については、しばらく時間をかけてスタッフと話し合ったうえで発表すると述べた。

 ヤン氏は同社にとどまり、「Chief Yahoo(チーフ・ヤフー)」という立場で長期的な戦略策定に関わる。一方、社内での昇格によるCEO候補の一番手だったスー・デッカー社長は同社を去ることになった。

 バーツ氏自身も、若干の学習が必要だ。といっても、その統率手腕や、苦境を乗り越えて成功を目指す意欲については、疑問の声は聞かれない。同氏は14年前、オートデスクのCEOに就任後すぐに乳ガンと診断されたが、その療養中に職務に復帰。また、同社の技術者からもろ手を挙げて歓迎されたわけではなかったが、そんな中でも製品ラインアップの拡充を進め、オートデスクを年間売上高15億ドル(約1350億円)の企業にまで押し上げた。2001年のIT不況では、早目にコスト削減に着手し、窮地からの脱出に成功した。

得意分野を絞り込め

 だがバーツ氏には、インターネットやメディア業界での経験がない。したがって、ヤフーの進路を直ちに急転回させることは恐らくないだろう。同社の事業を把握する必要があるのはもちろんのこと、変化の激しいインターネットメディア業界における同社の足場を見定める必要もある。

 米サンフォード・C・バーンスタインのリサーチ部門のアナリスト、ジェフリー・リンゼー氏は、顧客向け文書の中で、「バーツ氏がインターネットビジネスやヤフーの実情について理解し、効果的な新戦略を打ち出せるようになるまでには、数カ月を要する可能性が高い」と記している。

 同氏が次にどんな一手を打つべきか、外野からの意見は事欠かない。しかしバーツ氏自身は、そうした意見を求めてはいないようだ。事業を精査するまでは、焦るつもりはないとの意向を率直に表明している。就任の電話会見でも、「この会社に一息つく暇を与えたい」と述べていた。

 だが、投資家も広告主も従業員も、次の一手に対する同氏の決断をいつまでも待ってくれるわけではない。ここからは、ヤフー復活に向けた5つのアイデアを紹介していこう。識者らが、こうすれば同社は今度こそ復活できる、と期待するアイデアだ。

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