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携帯電話の不振はどこまで続く?

買い替え需要が減少、体力のない端末メーカーは市場撤退か

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2009年1月23日(金)

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Jack Ewing (BusinessWeek誌フランクフルト支局長)
Moon Ihlwan (BusinessWeek誌ソウル支局長)
米国時間2009年1月14日更新 「How Bad Is the Mobile Meltdown?

 わずか数カ月前まで、携帯電話業界は世界的な景気後退がもたらす最悪の事態は免れるかと思われていた。何と言っても、新興国市場にはまだ何十億人もの潜在顧客が眠っているからだ。フィンランドのノキア(NOK)をはじめとする携帯電話メーカーは、欧米での販売不振分は新興国での累積需要で取り返せると考えていた。

 ところが、そうした期待は急速に薄れている。携帯電話市場の専門家は、ここ数年に爆発的成長を遂げてきた中国などでも、販売台数は予想以上に減速していると警鐘を鳴らす。一部アナリストが「壊滅的」と表現した2008年第4四半期を経て、各社が数百万台の売れ残り在庫を抱えていることも考えられる。

 景気後退以前から不振に喘いでいた米モトローラ(MOT)や英ソニー・エリクソン(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年10月18日「Sony Ericsson Has a Lot of Work to Do」)などの体力のないメーカーは、目標値の大幅な下方修正や市場撤退さえ余儀なくされる可能性もある。

 かつて人気を集めたノキア株ですら、ここにきてアナリストから格下げされるという屈辱に甘んじている。フィンランドのイーキューバンク(本社:ヘルシンキ)のアナリスト、ジャリ・ホンコ氏も、ノキア株売却を勧める1人だ。「クリスマス商戦は完全な期待外れに終わった。かつてなく厳しい第1四半期となるだろう」。1月13日には、ノキア株を「リデュース」に格下げしている。

落ち込みの程度は?

 ここ数週間の携帯端末の販売台数については、まだ断片的なデータしか揃っていない。だが、既に過去最大の低迷期に突入しているという点で、アナリストの意見は一致している。ただ、減少幅に関しては見方が異なる。

 例えば、米調査会社ストラテジー・アナリティクスは、2008年第4四半期及び2009年通期の世界販売台数について、1%減と予測している。

 だが、同社の無線機器戦略(WDS)サービス担当ディレクター、ニール・モーストン氏によれば、5%減に下方修正される見通しだという。「上昇から下降へと転じているのは明らかだ」。

 メーカーの中には、さらに悪化して20%以上の落ち込みもあるのではと警戒感を強める見方もある。一方、モーストン氏は、そこまでひどくはならないだろうと予測する。

 ノキアは1月22日、第4四半期及び2008年通期の決算報告を予定している。圧倒的なシェアを有するだけに、携帯電話市場の状況がより鮮明になるだろう。ノキアは当初、第4四半期の業界全体の携帯端末出荷台数を3億3000万台と予想していたが、昨年12月にそれを撤回。しかし、市場の予測は困難として修正見通しを明らかにしなかった。ノキアの広報担当者はこの件について、業績報告前の公表を禁じる株式市場規則を引き合いに出し、コメントを差し控えた。

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