• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

外資の注目を集めるインド通信市場

英ボーダフォンの成功が呼び水に

  • BusinessWeek

バックナンバー

2009年1月27日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Nandini Lakshman (BusinessWeek誌、インドビジネス担当記者)
米国時間2009年1月19日更新 「India Telecom: Foreign Interest Still Strong

 インド通信庁は1月12日、またも第3世代(3G)携帯通信事業の免許の入札を来月以降へ延期すると発表した。わずか1カ月足らずで2度目の延期だ。インド政府は今回の延期について、財務省から3G免許1件当たりの最低入札価格を現在の倍の10億ドル(約900億円)前後へと見直す要求が出されており、その適法性を通信庁が確認中のためと説明している。

 このニュースは国内外の携帯通信事業者を落胆させた。だが、魅力あるインド市場に寄せる期待は変わらない。自動車、金融、不動産、小売りなど、多くの業界が景気低迷に直面する中、インド通信市場は依然、投資家を引きつけている。

 最近では、バーレーンのバテルコ(バーレーン・テレコム)が1月19日、アラブ首長国連邦(UAE)のミレニアム・プライベートエクイティ(MPE、本社:ドバイ)と共同で、インドのエステル(本社:チェンナイ)の株式49%を2億2500万ドル(約202億5000万円)で取得した。エステルはインド北部と東部の6つの州で通信免許を保有。バテルコのピーター・カリアロポロスCEO(最高経営責任者)は1月18日、ドバイで発表した声明の中で、「今回の買収は、世界で最も成長著しい携帯通信市場のインドにおいてバテルコが飛躍的に成長する足がかりとなる」と述べている。

 海外の機関投資家は2008年、インド市場全体から130億ドル(約1兆1700億円)もの投資を引き揚げた。だが、通信部門に対する外国投資は依然堅調だ。2008年に限っても、NTTドコモ(DCM)、ノルウェーのテレノール、UAEのエミレーツ・テレコミュニケーションズ(エティサラート)、ロシアのシステマ・テレコムなどが買収や投資拡大を目的とし、合わせて50億ドル(約4500億円)前後をインド市場に投じている。

戻ってきた外国企業の投資意欲

 インド企業は海外企業の出資に大きな期待をかけている。インドでは通信部門の外資比率は74%以下と定められている。そのため、外国企業が進出する際には合弁事業を立ち上げるのが一般的だ。インド企業の多くが経営難で手元資金も不足する中、現地のパートナー探しには困らない。また、外国企業の投資意欲も高い。

 10年前の通信自由化の際、多くの企業が最初の波に乗ってインド市場への参入を試みたものの、進出が困難と分かって撤退した。だが、中にはインドに踏みとどまった結果、市場の急成長の恩恵を受けている企業もある。シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)(STEL.SI)はインド最大の通信事業者バーティ・エアテルに出資。好機と見た英ボーダフォン(VOD)も2007年、インドのハチソン・エッサーの株式67%を111億ドル(約9990億円)で取得し、インド国内第2位の携帯事業者となった。今や6100万人の携帯加入者を抱え、インドはボーダフォンにとって世界最大の市場となっている。

コメント0

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長