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韓国財界は今、「娘」たちの時代

家業を継ぎ財界で活躍する女性が続々登場

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2009年1月28日(水)

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韓国財界は今、「娘」たちの時代

成績ですべてが決まる専門職の分野はもちろん、社会の各分野で(女性が男性と同等もしくはそれ以上に活躍する)「女超」時代が到来して久しい。

 女超が一番遅れていたのが財界だが最近は、家業を継ぎ企業トップとなる「娘」たちが増えてきた。2008年末から2009年初頭にかけて、オーナー家の娘たちを登用する取締役人事が目立った。財界でもいよいよ「女性時代」の幕が上がったのだ。
 
 その代表例が、2009年1月2日、医薬品メーカーのボリョン製薬の会長に上り詰めたキム・ウンソン氏である。ボリョングループのキム・スンホ会長の娘で、グループ中枢のボリョン製薬の統括だけでなく、グループ内の重責も任されている。

会長の長女が表舞台に立つ

 キム・スンホ会長には娘が4人おり、キム・ウンソン会長はその長女だ。第1子に家業を継がせる韓国の伝統に照らせば特別なことではないが、以前なら夫を経営の前面に出し、自分はあえて補佐的な役割にとどまっていることが多かった。それが今は、後継者となった女性が前面に立って経営を指揮している。これは大きな変化だ。

 キム・ウンソン会長は長い間、後継者教育を受けてきたいわゆる「準備された」会長である。1986年にボリョン製薬に入社し、企画とマーケティングに携わってきた。同社の「龍角散」「ゲルポス」「救心」などが国民的な薬になったのは、マーケティングを担当したキム・ウンソン会長の力が大きい。2000年に戦略企画の責任者に抜擢され、経営に本格的に関わる。その能力を高く評価され2001年にはグループの副会長に任命された。

 ボリョングループは過去10年間、キム・ウンソン氏が引っ張ってきたと言っていい。同社グループの戦略とビジョンは、すべて彼女が作成。1999年に宣言したビジョン「NEO21」もその1つだ。「Newly(新しく)」「Early(早く)」「Only(独自性)」の頭文字を取ったこの言葉は、2000年から2004年までボリョングループのキャッチフレーズとなった。このようにキム・ウンソン氏の時代は既に2000年から始まっていた。

 2005年1月、ボリョングループは中長期ビジョン「Inno-BR」を発表。5カ年計画の最終年に当たる今年、グループの売上高を1兆ウォン(約640億円)に引き上げることを目標とし、そのキーワードに「革新」を掲げている。

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