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タイの若年層を襲う失業禍

「大学生は就職しないで」、政府が苦肉の呼びかけ

2009年1月29日(木)

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Govt urged to delay new graduates from entering the job market

タイの国家経済社会開発委員会(NESDB)によると、世界的な景気低迷によって2009年、タイ国内の失業者数は90万人に上る見込みだ。これは全労働人口の2.5%に相当する。

 2008年第3四半期(7~9月)の失業者数は45万人に達し、そのほとんどは15~24歳の若年層だった。そんなところに新卒者や未熟な労働者が働き口を求めれば、さらに失業者が増えてしまう。そこでNESDBは、新たな労働力が労働市場に入ってくるのを遅らせるよう、タイ政府に勧告した。

空港閉鎖でさらなる失業

 NESDBのスワニー・カマン副委員長は「この失業者予測は(昨秋の反政府市民団体による1万人規模のデモによる)バンコク新国際空港(スワンナプーム空港)閉鎖の影響を盛り込んでいない。これが観光関連産業や輸出産業の大打撃となったので、予測値も積み増さなければならない」と語った。


昨秋の反政府デモが雇用に暗い影を落としている ©AFP/Christophe ARCHAMBAULT

 2008年11月25日から12月3日までの空港閉鎖による観光業界の損失は約3800億円に上ると見られる。

 スワニー副委員長は「アジア通貨危機で10.5%のマイナス成長となり、総労働人口の4.4%、140万人が失業した1998年よりはましだろう」と言う。しかし、タイ工業連盟が今年1年間で製造業の100万人が失業すると予測しているのに加え、タイ観光協議会は観光客激減で同業界の10万人が職を失う可能性があると見る。

 さらに、タイ観光庁は2009年4月までの5カ月間で、観光客は例年比で230万人減り、観光収入が2200億~3300億円減少するという調査結果を発表した。そして、海外で使う観光促進の予算、約4億4000万円を北欧など最も観光客の誘致が見込める市場に集中させることにした。

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