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上海ディズニーランド、協定調印の内幕

東京ディズニーランドでの誤算を糧に米ディズニーが見せたしたたかさ

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2009年2月4日(水)

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迪斯尼上海簽約内情

経済観察報記者 / 余徳

「上海ディズニーランドのプロジェクトが中央政府の批准を得るのに、大筋で障害はない」――。米ディズニーとの度重なる交渉に加わった上海市政府の関係者は、本紙(経済観察報)にそう明かした。

 1月9日、ディズニーは上海市に新しいテーマパークを建設する計画を上海市政府と共同で近く中国中央政府に提出すると正式に発表した。

 この交渉では、ディズニー側もかなり譲歩した。だが、上海経済が地滑り的な苦境に直面し、中国政府が「内需拡大」を急いでいるタイミングを選んだことで、同社はまたとないチャンスをつかんだのである。

ディズニーランドの経済効果に大きな期待

 発表前日の1月8日、ディズニーと上海市政府はプロジェクトの枠組み協定に調印した。これは、上海ディズニーランドが近く着工準備の段階に入ることを意味する。

 「我々は上海にテーマパークを建設する可能性をずっと検討してきた。このほど、上海市政府と共同で策定した計画を中央政府に送り、審査を受けることになった」。ディズニーのスポークスマンであるグッドマン氏は、このように述べた。上海市と合意した協定によれば、ディズニーは上海ディズニーランド(の運営会社)に43%出資し、上海市政府傘下の合弁持ち株会社が57%出資する。

 プロジェクトの投資総額は244億8000万元(約2920億円)を見込み、テーマパークのほかにもホテルやショッピングセンターを設ける。第1期の面積は約1.5平方キロメートル。早ければ2014年の開業を目指す。

 上海ディズニーランドの予定地は既に浦東新区の一画に確保されており、既存の建物の撤去や住民の立ち退きも完了している。この場所は上海浦東国際空港から近く、ディズニー側の希望に合致する。浦東空港で国際線を乗り継ぐ旅行客は、ビザなしで48時間の上海観光が認められるため、開業後はディズニーランドへの来園が期待されている。

 「上海ディズニーランドは、(2005年9月に開業した)香港ディズニーランドの規模をはるかに上回り、上海経済の発展の新たな原動力になる」

 冒頭の市政府関係者はそう語り、3万人の雇用機会をもたらすと期待している。

東京ディズニーランドで犯した“大誤算”

 現在、ディズニーは世界で5つのディズニーランドを運営している。同社の総資産は500億ドル超、時価総額は600億ドル超、年間売上高は300億ドルを超える。

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