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韓国鉄鋼大手ポスコ会長に技術畑の生え抜き

政治圧力との戦いが始まる

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2009年2月12日(木)

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「“チョン・ジュンヤン号” ポスコ、何処へ」

韓国鉄鋼最大手のポスコ新会長に、鄭俊陽氏が選ばれた。2月27日の株主総会で正式に決まる。鄭氏はグループ会社、ポスコ建設の社長で、李亀沢現会長が辞意を表明した直後から会長候補として呼び声高かった人物だ。


ポスコ7代目会長に就任予定の鄭俊陽氏。任期は1年間の予定で、早期の業績回復が求められる(写真:韓国毎日経済新聞社)

 鄭氏はソウル大学工業教育科を卒業後、ポスコに入社。生産技術部長、欧州連合(EU)事務所長、光カン陽ヤン製鉄所長、生産技術本部長など技術畑を歩んできた生え抜きである。

 2002年の取締役就任からスピード出世を果たした。新工法の開発で功績が大きく、2007年には環境に配慮した新技術「ファイネックス(FINEX)」を推進したことが認められて韓国政府から最高勲章「金塔産業勲章」を授与された。

 李会長が後任人事を決めるCEO(最高経営責任者)候補推薦委員会に鄭氏を推薦したのも、誰よりも現場と経営を理解していると考えたからだ。

人事の裏に政治が見え隠れ

 ポスコ社内は生え抜きエンジニアの内部昇進を歓迎するムードに包まれている。株式市場の反応も悪くない。しかし、鄭氏には多くの難問が待ち受けている。

 ポスコは世界的な鉄鋼需要の減少に伴い、経営環境が悪化している。既に取締役の年俸10%カットなどのコスト削減に乗り出しているが、状況は改善していない。また、競争が激化している海外の鉄鉱石資源の確保も課題だ。なかなか進展しないインドとベトナムの製鉄所建設も再び推進しなければならない。

 課題は業績面にとどまらない。ポスコが民営化後も政府の影響下から抜け出せていないことも、鄭氏が克服すべき大きな課題だ。

 李会長が任期を全うできなかったことも、この問題と無関係ではない。ポスコでは過去3代、政権が代わるたびに会長が任期途中で退陣している。

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