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GMの経営再建、カギ握るのは社債保有者

政府の理解を得るよりも大きな難題か

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2009年2月17日(火)

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David Welch (BusinessWeek誌、デトロイト支局長)
米国時間2009年2月12日更新 「Winning Over Bondholders: Key to GM's Survival

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)にとって、残された時間はわずかだ。経営難のGMは、政府の資金援助を得て経営破綻を回避するため、2月17日までにオバマ米政権に経営再建計画を提出しなければならない。

 だが、そのための債務圧縮についてGMの社債保有者の協力を取りつけるのは、政府の理解を得るよりも大きな難題となる可能性もある。

 経営再建に向けGMは様々な障害に直面しているが、社債の保有者は中でも最も厄介な障害として立ちはだかりそうだ。GMの社債保有者となっているのは、大手機関投資家の米フランクリン・リソーシズ(BEN)や米フィデリティ・インベストメンツなどをはじめ、様々な投資家だ。

 GMは債務圧縮のため、債権者に自社株を提供する代わりに債務の減免を受ける債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)を提案している。GMの社債保有者はこの提案で保有債権を7割放棄することを求められているが、一部の投資家は受け入れに否定的だ。また、提案に応じる前に、GMに対して全米自動車労組(UAW)からさらに大幅な譲歩を引き出すことを求める社債保有者もいる。

 GMは米政府の融資枠134億ドル(約1兆2300億円)のうち残る40億ドル(約3700億円)の支援融資を受けるとともに、既に受け取っている政府融資94億ドル(約8600億円)の即時返済を求められるのを避けるため、経営再建計画の策定に努めている。だが、GMの債務圧縮策への協力を拒む社債保有者が多ければ、GMの取り組みは水泡に帰しかねない。

 また、GMはUAWからも譲歩を引き出し、630億ドル(約5兆7900億円)ある債務を圧縮し、経営再建の道筋を示す必要がある。

 ドイツ銀行のアナリスト、ロッド・ラーシュ氏は、「GMの経営再建策が軌道に乗らない危険度はかなり高い。従って、我々はGM株の目標株価をゼロに設定している」と語る。

社債保有者は株式化に消極的

 これまでの経緯はこうだ。昨年12月2日、GMが米議会に再建計画を提出した際、フレデリック・A・ヘンダーソン社長兼COO(最高執行責任者)は債務の株式化を行い、自社株との交換でGMの債務を630億ドル(約5兆7900億円)から約300億ドル(約2兆7600億円)に圧縮する考えを述べた。無担保の社債保有者は現在の社債の30%に額面価格を減額した債券と、債務を株式化した分のGM株を受け取るというものだ。

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