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ボリウッド映画の勝利

印映画「スラムドッグ$ミリオネア」がオスカー獲得

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2009年2月28日(土)

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Nandini Lakshman (BusinessWeek誌、インドビジネス担当記者)
米国時間2009年2月23日更新 「Slumdog Oscars Boost India Film Industry」

 これまでインドでは、米アカデミー賞への関心は低かった。同様に、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)も、インドにはほとんど無関心だった。「ボリウッド」(映画産業の中心地ムンバイ=旧ボンベイ=を米ハリウッドになぞらえて言った言葉)と呼ばれるインドの映画産業は、世界で最も映画の製作本数が多いことで知られるが、長年オスカーから見放されてきた。

 インドに初めてアカデミー賞をもたらしたのは、リチャード・アッテンボロー監督の「ガンジー」で1983年に衣装デザイン賞を受賞したバーヌ・アタイヤー氏だ。その後92年には伝説的監督サタジット・レイ氏が特別名誉賞を受賞している。2002年には、クリケットを題材に英国による植民地支配を描いた「ラガーン」が外国語映画賞にノミネートされたが、オスカーはボスニア・ヘルツェゴビナ作品「ノー・マンズ・ランド」にさらわれた。

 だが現在、インド国内のアカデミー賞への関心は間違いなく高まっている。2月22日、インドのスラム街で育った少年がテレビのクイズ番組で巨額の賞金を獲得する物語を描いた「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)が、作品賞と監督賞を含む8部門でオスカーに輝いた。

 受賞者の中には、作曲賞を獲得した“マドラス(現チェンナイ)のモーツァルト”と呼ばれるアラー・ラクハ・ラフマーン氏や、同氏とともに歌曲賞を受賞したグルザー氏、録音賞のレスル・プークティ氏などインド人も含まれている。インド国内では、スラムドッグの快挙はトップニュースとして報じられ、ボリウッドは歓喜に沸き返っている。

 こうした盛り上がりも無理はない。ボリウッドの才能を結集し、インドの外交官による原作を英国の監督が製作、米映画会社フォックス・サーチライト・ピクチャーズが配給したこの作品が世界的にヒットしてからというもの、インド国民はこれを「インド映画界の勝利」と言ってはばからない(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年2月20日「Hollywood Meets Bollywood as India's Movies Go Global」)。

 ここ数年、インド映画業界と米ハリウッドは結びつきを強めている。例えば、インドの大富豪アニル・アンバーニー氏率いるリライアンス・ビッグ・エンターテインメントは、ジュリア・ロバーツやブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、トム・ハンクスなどのハリウッド・スターの映画プロダクションと映画製作に関する契約を結んでいる。

 一方、米ウォルト・ディズニー(DIS)やソニー(SNE)、米ワーナー・ブラザース・エンターテインメント(TWX)といった大手映画会社は、インドでの製作本数を増やしている。

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