• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

ソニー、ストリンガー改革の行方

ストリンガー会長が社長を兼務して変わること

  • BusinessWeek

バックナンバー

2009年3月4日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Kenji Hall (BusinessWeek誌、東京支局テクノロジー担当記者)
米国時間2009年2月27日更新 「Sony CEO Stringer Picks a New Team

 ソニー(SNE)のハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)が、さらなる経営改革に踏み切った。社内改革に本腰を入れると公約してから5週間後の2月27日、ストリンガー会長は、不振にあえぐソニーの中核事業、エレクトロニクス(電機)部門も自らの直接統括下に置くと発表。新たに社長職も兼務することとなった。

 ストリンガー会長は社内の機構改革と経営陣の刷新も図り、海外拠点で役職を経験した「デジタル社会に明るい」若手4人を重役に抜擢すると、東京本社で報道陣に語った。

 ストリンガー会長の社長就任に伴い、中鉢良治現社長は、4月1日付で副会長に退く。この人事の狙いは、ストリンガー会長に権限を集中させ、黒字回復のためには避けて通れない“痛みを伴う社内改革”を推し進めることにある。

 ストリンガー会長は1月の記者会見時にも、意思決定方式を旧来の“合意形成型”からより迅速な“トップダウン型”に変える必要性を強調した。現在、日本に滞在するのは月2週間の同会長は、「今後は東京本社で過ごす時間を増やす必要があるだろうし、ぜひそうしたいと思っている」と述べた。

 だが、実際に難題に取り組むのは、英ウェールズ出身で米国市民権を持つストリンガー会長ではなく、事業を直轄する新経営陣になりそうだ。彼らには、生産の合理化や、自社の持つ音楽・映画・テレビ番組といった豊富なデジタルコンテンツとハードウエアとを融合させる新たなインターネットサービスの構築といった課題が待ち受けている。

 こうした課題は、ストリンガー会長が2005年6月の会長兼CEO就任時にも最優先事項に掲げたが、部門間の軋轢やハードウエア技術畑のベテラン社員の強い抵抗に遭い、取り組みは足踏みしていた。「新経営陣は、インターネットの重要性をよく理解し、柔軟な発想を持っている」と同会長は語る。

オンラインサービスを重視

 ストリンガー会長は、具体的戦略についてあまり触れなかったが、オンラインサービスの強化を目指す新体制の要となりそうなのが、平井一夫氏(48歳)だ。

 平井氏は、過去2年間、ソニーのテレビゲーム部門責任者として、据え置き型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」と携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」向けのネットワークサービスの拡充を図ってきた。

コメント5件コメント/レビュー

単純に消費者の立場として、ソニーのファンです。ブランドとして魅力を感じているが、たとえば、どんな機種でもOEMになった場合、ソニー製品の魅力って何なんでしょうか?(2009/03/10)

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

単純に消費者の立場として、ソニーのファンです。ブランドとして魅力を感じているが、たとえば、どんな機種でもOEMになった場合、ソニー製品の魅力って何なんでしょうか?(2009/03/10)

なぜこんなにソニーの製品が売れなくなったかという原因を考えたときに、それをさらに推し進めることにしかならないコンテンツ分野の更なる偏重と外部への生産委託の推進はまさに終わりの仕上げという感じに見えます。今ここで復活しかかっていたソニーブランドは日本では過去のものとなるまでのカウントダウンが始まったという印象です。これが私の杞憂であることを祈ります。(2009/03/04)

ソニーの問題は製造ではなく開発と経営でしょう。技術のミックスアップをすれば良い商品が生まれる筈が、各研究機関が独立して商品開発を推し進める(しかもソニーの悪癖自社規格優先や独自技術信仰が邪魔をして無駄にコスト増やオーバークオリティを推し進める)ために単品としては優秀なプロダクトでも市場への訴求力が極めて乏しい技術馬鹿な製品を四方八方に散発し、しかもそれをストリンガーらガバナンスが統治集積できないどころか独立事業部や分社化してより推進してしまう失態。(もっともストリンガー以前も以後何も変わってないだけなのでしょうが)挙句の果てにそれを改善するのではなく外部技術の取り込みにより自社の技術蓄積まで雲散させてしまう始末。正直今のソニーは混乱低迷期のGEの様なものですから、必要なのは経営と開発の分離と開発部や事業部の再統合ではないでしょうか。ストリンガー氏の応急処置的な処方には若干の疑問が残ります。(2009/03/04)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

小池さんがこの言葉(排除)を述べたことで、「風」が変わっていきました。 ただし、小池さんが言ったことは正論です。

若狭 勝 前衆院議員