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インド、国家の威信「デリー空港」が迷走

資金難に直面する空港建設

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2009年3月5日(木)

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Capital crisis

インド最大の空港建設事業が、時間切れと資金難に直面している。

 デリー国際空港は設備の近代化を図るためターミナルビルなどの改修を進めている。計画では2010年3月に第1期工事を終える予定だ。2010年10月にデリーで開催するスポーツ大会「英連邦競技大会」に間に合わせるためだ。

 この期限はどうしても守らなければならないが、運営主体のデリー国際空港会社は資金が底を突き始めた。工事をあと数週間続けるだけしか残っていないという。不足する資金は約530億円に達すると見られ、一刻も早く何らかの手当てをしなければならない。

資金拠出を渋る空港会社

 なぜこんな事態になったのか。

 理由は改修事業の運営者が資金拠出の責任を果たしていないからだ。


工事中のデリー国際空港の新ターミナルビル 写真:AP Images

 デリー国際空港会社には、不動産大手GMRグループやインド空港局など5つの会社・団体が出資している。約1709億円に上る空港改修事業の総事業費のうち、デリー国際空港会社は44.5%に当たる760億円を拠出し、残り55.5%の949億円を銀行団が融資することで合意していた。

 しかし、これまでにデリー国際空港会社は230億円、銀行団は672億円しか資金を調達できていない。

 GMRグループなど出資会社・団体は、不動産市況の低迷が長引くことや、空港利用客が減少することを恐れ、新たな資金投入を躊躇している。特にインド空港局は、チェンナイやコルカタなど、近代化投資が必要な大型空港をほかにも抱えているだけに、拠出を渋っている模様だ。

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