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石油大手のケチケチ作戦

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2009年3月24日(火)

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 商品価格の下落に突然見舞われたエネルギー業界は、硬い岩に突き当たった刃先の鈍いドリルと同様、事態に注意深く対処しているように思われる。石油業界では、経費を削り、油井を閉鎖、長期契約は破棄している。米国で稼働する石油や天然ガス掘削装置の数はこの4カ月で40%減った。近年の石油不況では最も急激な減少である。

新エネルギーの活用も探る

 厳しい経営環境ゆえに業界は効率化を迫られているが、短期的な痛手を和らげることはできない。米石油・天然ガス開発大手デボン・エナジーでは今年、開発投資予算が前年比約60%減の35億ドルになりかねない。昨年は85億ドルあった。「使えるカネがないのだから、仕方ない」とラリー・ニコルズ会長兼CEO(最高経営責任者)は言う。「業界ではどこも収入が1年前から大きく減っている」。

 掘削の縮小は石油生産量の大幅減少につながる。米証券会社サンフォード・C・バーンスタインの試算では、現時点での減産の結果、米国内の石油生産量は日量70万バレル(世界の供給量の1%近く)下がるという。このことは、景気が回復した時にエネルギーコストの急上昇を招くかもしれない。PFCエナジーのコンサルタント、ラウル・ルブラン氏は、「現在の低い商品価格の代償を払うのは2009年や2010年ではない。2011年かその先になる」と見ている。

 ここに希望の兆しがあるとすれば、それは今回景気が悪化する中で、石油業界もエネルギー効率や新技術、風力や太陽光発電にまで積極的に取り組んでいると思われる点だ。「コスト削減と言えば通常、レイオフだったが、今はすべてを見直している」。ケンブリッジ・エネルギー研究所(CERA)のコンサルタント、キャンディダ・スコット氏はこう話す。

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