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アムステルダム、その構想に世界が注目

世界で最も進んだ環境対応型都市へ

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2009年3月21日(土)

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Mark Scott (BusinessWeek誌、ロンドン支局記者)
米国時間2009年3月13日更新 「Amsterdam as Smart City: Going Green, Fast

 17世紀のタウンハウスが立ち並び、運河が縦横に走るオランダの首都アムステルダムで、大規模なプロジェクトが進行している。

 市の中心部にある繁華街ユトレヒト通りでは、間もなく無公害の電気トラックが路上のゴミを収集し、バス停の電子掲示板が小型ソーラーパネルで動くようになる。

 また、電気料金の削減を目的として、米IBM(IBM)と米ネットワーク機器大手シスコシステムズ(CSCO)の省エネシステムが500世帯で試験的に運用される。さらに、蘭金融大手ING(ING)及び蘭ラボバンクは728世帯を対象に、省エネ型電灯からエネルギー効率の極めて高い屋根断熱まで、様々な省エネ製品の購入に利用できる融資を提供する。

 今後数カ月以内に実施されるこれらの計画は、より環境に配慮したインフラ整備を進めるアムステルダムの取り組みの第1段階だ。さらに世界各国政府も、数十億ドルを投じて、「スマートシティー」と言われる、再生可能エネルギー計画や次世代高効率エネルギー、二酸化炭素(CO2)排出削減への政府支援を取り入れた街づくりを目指している。

 ただし、インフラ改良に数十年かけるような都市とは一線を画し、アムステルダムは、2012年までに第1段階の投資を完了させる意向だ。ほかの都市に先駆け、最も意欲的に進められているアムステルダムのスマートシティー構想は、環境に対する実際の試みから学びたいと考えている世界各国政府の注目を集めている。

スマートグリッド技術

 アムステルダムでは、自治体、電力会社、民間企業による投資総額は、今後3年間で10億ドル(約980億円)を超えると見込まれる。この中には、蘭電力網運営会社アリアンダーが、「スマートグリッド」技術に投じる3億8300万ドル(約375億円)も含まれている。これは、センサーネットワークと高機能の家庭用電力モニターを利用して省電力を目指すテクノロジーだ。

 そのほか、市内の住宅協同組合が各家庭のエネルギー効率向上のために投じる最大2億5500万ドル(約250億円)や、蘭複合企業ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス(PHG)や蘭エネルギー会社ヌオンなどの企業がその他の省エネ技術に投じる3億8300万ドル(約375億円)も含まれる。

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