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米自動車業界、もう1つの危機

窮地に立たされた部品メーカー

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2009年3月23日(月)

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David Kiley (BusinessWeek誌、デトロイト支局上級記者)
David Welch (BusinessWeek誌、デトロイト支局長)
米国時間2009年3月13日更新 「The Auto Industry's Other Crisis

 米自動車業界の危機と言えば、もっぱら米ゼネラル・モーターズ(GM)と米クライスラーの行く末に関心が集まっている。しかし、米国の自動車部品メーカーの多くも、同じように窮地に立たされている。

 英大手コンサルタント会社のグラント・ソントン・インターナショナル(本社:ロンドン)は3月12日、こうした状況に警鐘を鳴らし、米政府が自動車部品メーカーを救済しなければ、今後3カ月間で破綻や倒産が相次ぐと警告。部品メーカーの大量倒産が起これば、政府融資をまだ受けていない米フォード・モーター(F)を含め、自動車各社も連鎖倒産する恐れがあるのだ。

 グラント・ソントンは、米国内の500を超える自動車部品メーカーが破綻寸前の状態にあると見ている。流動性の逼迫や自動車販売の急落が要因だ。

 「GMクライスラーによる米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請以上に、事態は切迫している」と、グラント・ソントンのパートナー、ローラ・マルセロ氏は指摘する。

 特に破綻の危険性が高い部品メーカー名には言及していない。

 マルセロ氏によれば、今年に入ってから既に、数十の自動車部品メーカーが事業閉鎖に追い込まれており、その大半は年間売上高2億5000万ドル(約245億円)に満たない小規模メーカーだという。グラント・ソントンは、バラク・オバマ米大統領直属の自動車作業部会から、苦境に立つ部品業界への対策アドバイザーに任命されたコンサルティング会社の1つだ。

 グラント・ソントンは、自動車各社や部品メーカー、また米政府は、自動車部品業界の管理強化について検討を始める必要がある、と提言する。さもないと、部品メーカーの大量破綻から始まる「負の連鎖」で閉鎖に追い込まれる自動車工場の続出など、既に危機的な自動車業界の状況がさらに悪化する可能性があるという。

信用枠の縮小に苦しむ部品メーカー

 マルセロ氏は、米財務省はまず、短期的な流動性資金として100億ドル(約9800億円)の緊急支援を行い、次いで、部品メーカーに対する信用枠を縮小させている銀行の支援に着手すべきだと話す。

 銀行が供与する短期信用枠は、売上債権や在庫価値の50%にも満たない場合が多い。政府保証が実施されれば、それが90%まで引き上げられ、数多くの破綻が回避される見込みだ。

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