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トリプルA格付けの企業が絶滅?

GEの格下げにより現在は5社のみ

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2009年3月24日(火)

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Ben Steverman (BusinessWeek誌、投資欄記者)
米国時間2009年3月13日更新 「The Triple-A Rating: Going Extinct?

 トリプルA格付けはコーポレートファイナンス(企業の資金調達)において燦然と輝く勲章だ。だがこの格付けを持つ企業が、もはや“絶滅危惧種”以上の希少な存在となっている。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のマネジングディレクター、ニコラス・リッチョ氏は、「現時点ではトリプルAの米国企業はほぼ絶滅した」と語る。

 3月12日、S&Pは、米ゼネラル・エレクトリックGE)が獲得していた貴重なトリプルA格付けを剥奪し、トリプルA(AAA)からダブルAプラス(AA+)に引き下げた(ダブルAプラスでも、企業の信用格付けとしては依然として高い水準ではある)。GEの金融部門である米GEキャピタルが抱える膨大な不良債権への懸念から、債券市場の投資家はGEの財務状態を不安視していたため、今回の格下げは数カ月前からほぼ予想されていた。

 S&Pのライバルである米ムーディーズ・インベスターズ・サービスの格付けでは、GEは今も最高格付けのトリプルA(Aaa)を維持している。だが、ムーディーズは既にGEを格下げの方向で見直すとしている。2月27日、GEが配当を減らし、年間90億ドル(約8800億円)の手元現金を確保した後も、ムーディーズは見直しの方針を変えていない。

わずか5社のトリプルA企業

 GEの格下げにより、金融部門以外の米企業でS&Pから最高格付けを得ているのは、わずか5社となった。そのうち4社、米石油大手エクソンモービルXOM)、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ)、米民間雇用サービス大手オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)、米ソフトウエア大手マイクロソフトMSFT)のトリプルA格付けは安泰と見られる。

 もう1社、米医薬品大手ファイザーPFE)もトリプルA格付けを維持しているが、S&Pは1月26日、ファイザーが同業の米医薬品大手ワイス(WYE)買収の資金として225億ドル(約2兆2000億円)を借り入れると発表した後、ファイザーの格付けを見直す可能性があることを明らかにした。

理解するのが難しい評価基準

 S&Pのリッチョ氏はBusinessWeek誌の取材に対し(S&PとBusinessWeekはともに米マグロウヒル・カンパニーズの事業部門)、「この30年間、トリプルAの格付けを受ける企業は減り続けている」と述べた。

 1994年末の時点で、トリプルAの企業は14社あった。さらにさかのぼれば、現在経営難にある米自動車大手のゼネラル・モーターズGM)とフォードF)も、最高格付けを得ていた時代がある。

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