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GM、破産法適用はもはや既定路線か?

再生手続きを短期間で完了するのは困難という見方も

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2009年4月14日(火)

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David Welch (BusinessWeek誌デトロイト支局長)
米国時間2009年4月8日更新 「A Risky Bankruptcy Looms for GM

 4月7日に複数の事情筋が語ったところによれば、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が負債問題解決のため、米連邦破産法の適用を申請する公算が大きくなっている。GMはできれば破産法適用は避けたいと考えているが、申請への準備は進めているという。

 破産法適用申請に先立つ大きな課題は、組合健保に対するGMの債務に関し、全米自動車労組(UAW)との新たな合意をどのように取りつけるかだと、これらの事情筋は述べている。

 これまで数カ月にわたり、GMとその法律顧問は、迅速な民事再生手続きのため、破産法適用の申請後にGMを2社に分割する案を検討してきた(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年3月25日「Should General Motors Split Itself in Two?」)。GMをキャデラックやシボレー、ビュイック、GMCの優良部門からなる「グッドGM」と、ハマーやサターンなどの不採算部門、一部の閉鎖工場、膨大な債務を引き受ける「バッドGM」の2社に分割する案である。

 事情筋によれば、グッドGMはすぐに再生手続きを完了する一方、社債保有者は総額280億ドル(約2兆8000億円)の保有債権の一部をバッドGMの資産から回収することになるという。

 そうした処理を進める前に、GMはUAWと新たな契約を結び、従業員の賃金を日本の自動車メーカーの米国工場と同水準に改め、2010年以降の退職者向け医療保険基金への債務の多くを現金ではなく株式で受け取ることについて、UAWの同意を得なければならない。GMは、UAWが運営主体となる組合健保基金「任意従業員福利厚生基金(VEBA)」への拠出金として200億ドル(約2兆円)の債務を負っている。GMは債務圧縮のため、この半分を現金で支払い、残りの半分を株式で支払うことを提案している。

 だが3月31日、米財務省はGMに対し、UAWに対する債務をもっと大幅に減らすよう求めた。また同省は、GMが従来の経営再建計画で社債債務280億ドルを3分の1に圧縮するとしているのに対し、それ以上の債務圧縮が必要だとも判断している。これまでGMは社債保有者に対し、社債額面の3分の2を株式化し、残りの債務を現金で返済する提案をしてきた。

 事情筋によれば、財務省の自動車対策委員会は、GMが再建可能で追加の政府融資に見合う企業になるには、UAWに対する債務を半分に削減するだけでは不十分で、もっと大規模な債務圧縮が必要だと考えている。つまり、GMはUAWとの交渉で、組合健保基金への拠出金を株式化する分を2分の1よりも大幅に増やす必要がある。

GMの適正価値はどの程度か?

 GMはUAWとの交渉の中で、GMが破産法適用を申請した場合、UAWに新会社の株式を提供すると提案している。GMと財務省の双方とつながりがある消息筋は、GMがUAWに負っている負債200億ドルを圧縮し、破産手続きで社債280億ドルの債務の大半を一掃したうえ、基幹ブランドの4部門に集中すれば、存続可能な企業として再生可能だと語る。

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