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マイクロソフトとヤフー、またも提携交渉の狙い

合意成立に至るかは不透明

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2009年4月16日(木)

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Robert D. Hof (BusinessWeek誌、シリコンバレー支局長))
米国時間2009年4月10日更新 「Another Try for a Microsoft and Yahoo Deal

 米ヤフーYHOO)のキャロル・バーツCEO(最高経営責任者)と、米マイクロソフトMSFT)のスティーブ・バルマーCEOが、ネット検索及び広告事業の提携に関して協議を開始した。“寝耳に水”のニュースではないが、協議の進展次第ではネット業界の勢力図に変化をもたらすかもしれない。

 このニュースを最初に報じたのは、米経済紙ウォールストリート・ジャーナル系列のメディアサイト「All Things Digital(オール・シングス・デジタル)」内のコラム「Boomtown(ブームタウン)」に、カーラ・スウィッシャー氏が4月10日朝に掲載した記事だ。記事によると、交渉はまだ初期段階で、「両社がネット広告資産を相互供与し、サービスを互いに提供するという案など、様々な策が話し合われている」という。さらにスウィッシャー氏は、「ヤフーはマイクロソフトのディスプレー広告(画像を使った視覚的広告)事業及び付加価値の高い広告事業を一括して引き受けてヤフー自身の広告と併せて販売し、一方のマイクロソフトは両社向けの検索連動型広告事業を運営する可能性が考えられる」とも記している。

 ある関係筋の話によると、交渉は予備段階で、マイクロソフトがヤフー全体を買収する計画は含まれていない。また、ヤフーが検索事業をマイクロソフトにあっさり委ねることもなさそうだ。というのも、バーツ氏就任後のヤフーは、検索事業は簡単には手放せない貴重な資産だとの意向を明確にしているからだ。同社の検索事業は、米グーグル(GOOG)には大きく引き離されているものの、マイクロソフトよりはるかに優位に立っている。

検索データを死守したいヤフー

 マイクロソフトはここ数カ月、検索事業でのヤフーとの提携に興味を失っていないと繰り返し表明している(関連資料)。だが、共同創業者ジェリー・ヤン氏に代わってバーツ氏がヤフーのCEOに就任した1月以降(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年1月13日「Confirmed: Carol Bartz Named Yahoo CEO: Can She Turn It Around?」)、同氏の体制が軌道に乗るまでの間は、交渉は実質的に足止め状態となっていた。

 バーツ氏から同意を引き出すためには、ヤフーが検索サービスで得たデータを引き続き利用できるような提携内容が必要だと考えられる。

 利用者の購買意欲を探るうえで、検索データは極めて価値が高い。こうしたデータを活用して、主力事業である視覚的なディスプレー広告の表示対象を的確に絞り込み、購買の可能性が高い見込み顧客に広告を表示したいというのがヤフーの意向だ。ここ数カ月で急落しているディスプレー広告の料金を高めるうえで、こうした絞り込みは1つのカギになるとヤフーなどの企業は考えている。

 バーツ氏は、米モルガン・スタンレー(MS)が3月初頭に開催した会合でのインタビューで、「検索データは非常に重要だ」と述べている(BusinessWeek.comの記事を参照:2009年3月3日「LIVE: Yahoo CEO Carol Bartz Speaks」)。

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