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色あせるGEの輝き

金融子会社の不振で経営改革も手詰まり

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2009年4月21日(火)

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“偉大な企業”GEが金融事業の失策や不振事業の整理に苦しんでいる。最大の打開策は金融事業と産業系事業の分離だが、実現性は低い。潤沢な現金を戦略的買収に投じることもできず、人材流出も懸念される。

イメルトCEOはグリーンエネルギーやインフラ事業、医療事業などを強化しようとしている (写真: AP Images)

 バラク・オバマ米大統領の就任式前日の1月19日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルト会長兼CEO(最高経営責任者、53歳)も投資家に対して希望を与えようとした。世界が完全なリセット状態にある中、MSNBC*1のテレビ番組に登場した同氏は「危機を経て、真新しい会社に生まれ変わらなければならない」と訴えた。

 だが、こうしたビジョンはその後次々とGEを襲った問題にかき消されてしまった。ここ数カ月、イメルト氏は苦境にあえぐ金融子会社GEキャピタルに関する批判、産業系事業の一部での成長減速といったことに悩まされ、守勢に立たされてきた。

 GEが抱える問題に目新しく劇的な解決策を打ち出すどころか、金融問題への対応で身動きが取れなくなった。新たに大胆な企業買収を発表する代わりに、手元資金を確保するため減配を発表。経営強化に向けて業績不振の事業部門を売却することもかなわず、不要な資産を抱え続けている。要するに、真新しいGEを生み出すまでの道のりは長い。

 問題はこれからイメルト氏に何ができるかということだ。株主やアナリストの期待値が極めて低くなった今は、追い詰められた同氏にとって、GEというコングロマリットを未来に向けて改革する好機と言えるかもしれない。

 試練を乗り越えて偉大な企業に返り咲くことのできる企業があるとすれば、昨年180億ドルの利益*2を上げ、480億ドルの現金を蓄えているGEをおいてほかにない。「GEに評判通りの優れた経営力があるのなら、今こそ戦略的価値のある資産が安値になっている状況を利用すべきだ」。資産運用会社サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、スティーブン・ウィノカー氏は語る。

*1=MSNBCは、GEがテレビ事業とコンテンツビジネスを手がける会社として傘下に抱えるNBCユニバーサルが82%の株式を持つ
*2=92ページのグラフにある営業利益から法人税及び、受取利息及び支払利息、一般間接経費などを差し引いた「継続事業による利益」

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