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新型「iPod shuffle」を分解してみた!

米アップルの超小型商品の部品原価は1台21.77ドル

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2009年4月18日(土)

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Arik Hesseldahl (BusinessWeek.com記者)
米国時間2009年4月13日更新 「Deconstructing Apple's Tiny iPod Shuffle

 8年前に登場した米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の初代機は、トランプほどの大きさの本体に、約1000曲を収録できた。今年3月に登場した最新型の「iPod shuffle(アイポッド・シャッフル)」は、収録曲数こそ同じだが、大きさはほんの小指ほどだ。

 本体はいたってシンプルで、電源スイッチ以外のボタンは1つもない。このスイッチは曲の再生順の変更も兼ねており、順番通り再生するか、名前の通り“シャッフル”して再生するかを選択できる。再生開始や音量調節などの操作は、本体ではなく、イヤホンのケーブル部分にあるコントローラーで行う。

 米市場調査会社アイサプライが実施した分解調査によると、同機は見た目同様、中身もいたってシンプルであることが判明した。アイサプライは、様々なデジタル機器に関して、分解調査で製造原価を割り出している。設計、ソフトウエア、生産、輸送などのコストまでは分からないが、各機器の利ざやを探るうえでは大きなヒントが得られる。

 同社の推定によると、今回のアイポッド・シャッフルの部品、イヤホン、外装にかかる費用の合計は21.77ドル(約2200円)で、同機の小売価格の約28%に当たる。売り値に対する部品原価の割合が低いほど、見込める利益は大きいことになる。

 この額から判断すると、同機の1台当たりの利ざやは、アイポッドの他機種よりも大きい。例えば、2007年に登場した初代「iPod touch(アイポッド・タッチ)」の原価は約147ドル(約1万4700円)で、小売価格(299ドル)の49%だったし、同じく2007年に登場した第3世代「iPod nano(アイポッド・ナノ)」の原価は、小売価格の約40%だった。

部品の供給元を分析

 アイサプライの分解調査は、機器内部で使用されている各部品の製造元を探るうえでも役立つ。同社アナリストのアンドリュー・ラスワイラー氏によると、今回のアイポッド・シャッフルで最も大きな役割を果たしているのは、韓国の半導体大手サムスン電子だ。記憶容量4ギガバイト(ギガは10億)、価格79ドルの同機を分解したところ、音楽再生などの機能を制御するメーンのチップはサムスン製で、価格は5.98ドル(約600円)だという。

 アップル向けの半導体供給に関しては、アイポッドや携帯電話「iPhone(アイフォーン)」シリーズを見る限り、サムスンがトップの座にある。「iPhone 3G(アイフォーン3G)」のメーンの処理チップはサムスン製だったし(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2008年7月23日「『iPhone 3G』を分解してみた!」)、アイポッド・タッチもそうだった(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年12月18日「Inside iPod Touch」)。

 サムスンのチップを使用したこれまでのアップル製品と同様、今回のアイポッド・シャッフルでも、中核部分には、英チップ技術企業ARMホールディングス(ARMH)のライセンスを受けたコアを使用している。ARMホールディングスは、アップルらの出資で設立された企業だ。

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