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不況知らずの独系超高級車

ポルシェ、ロールス・ロイス、ダイムラーが相次ぎ投入

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2009年4月25日(土)

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Jack Ewing (BusinessWeek誌、欧州地域担当エディター)
米国時間2009年4月20日更新 「German Luxury Carmakers Press on Despite Slump

 現下の景気の落ち込みも世界の超高級車メーカーにとっては、走行中の車に減速を促す“減速帯”程度の障害に過ぎないようだ。4月20日に開幕した上海国際自動車ショー(上海モーターショー)を見れば、それがよく分かる。

 例えば、独ポルシェ(PSHG_p.DE、本社:シュツットガルト)は、同社初の4ドアセダン「パナメーラ」を公開。最高500馬力のV型8気筒(V8)エンジンを搭載し、ドイツ国内での販売価格は税抜きで10万ドル(約980万円)を超える。まるで、環境問題を強く意識すると同時に派手な消費も控えようとする、現在の時流に逆行するような車だ。

 それでも、独M・M・ウォーバーグ・インベストメント・リサーチ(ハンブルク)の上級アナリスト、マルク=ルネ・トン氏は、パナメーラが年間2万台の販売目標を達成する可能性は高いと見る。トン氏は、好況時ならばもっと売れるはずだが、「常に一定の需要はある」と分析する。こうした超高級自動車の市場では、「二酸化炭素(CO2)排出量や燃費効率は重視されない」(同氏)。

 実際、ドイツの自動車各社は最近、欧米の大衆車市場の販売が2ケタの落ち込みとなっているのを尻目に、超高級車を相次ぎ投入している。独BMW(BMWG.DE、本社:ミュンヘン)傘下の英ロールス・ロイス・モーター・カーズも上海モーターショーで、旗艦車種「ファントム」に加え、開発中の新型車に関する詳細を明らかにした。

 ロールス・ロイスのトム・パーブスCEO(最高経営責任者)は4月20日、開発コード名「RR4」としていた新型セダンの正式な車名を「ゴースト」とし、2009年後半に生産を開始すると発表。最高出力500馬力のV12エンジンを搭載し、重厚なファントムよりもスポーティーな性能を備える。

ダイムラーは「マイバッハ・ツェッペリン」を投入

 独ダイムラー(DAI)も、3月にスイスで開催されたジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブモーターショー)で最高級車「マイバッハ・ツェッペリン」をお披露目した(BusinessWeek.comのスライドショーを参照:2009年3月4日「The Stars of Geneva」)。価格は52万5000ドル(約5150万円)で、今年9月から納車を開始する予定で、わずか100台の限定生産となる。やや過剰なオプション装備として、ダイムラー専用に開発された香水をスイッチ1つで車内に振りまくアトマイザー(香水噴霧装置)まで用意されている。

 とはいえ、高級車メーカーやその購買層が環境問題に無頓着だと決めてかかるのは早計だ。パナメーラは、車の惰性走行中や停止中に自動的にエンジンを停止し、燃料を節約する「アイドリングストップ機能」(オートスタート/ストップ機能)を標準装備している。エンジンは、運転者がアクセルを踏むと再始動する仕組みだ。また、可変スポイラー(ウイング)の搭載や、全高わずか1.42メートルという空気力学を重視した設計にも注目が集まった。

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