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今が海外の土地を買う絶好期?

不動産市場、割安物件入手の千載一遇のチャンス

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2009年5月8日(金)

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Mark Scott (BusinessWeek誌、ロンドン支局記者)
米国時間2009年4月27日更新 「Is Now the Time to Buy Global Property?

 スペインの首都マドリードでは、「売り出し中」の看板が立てられた建設途中のマンション物件が至る所で目につく。それもそのはずだ。かつて活況を呈したスペインの不動産市場は、世界的不況で他国でも例を見ないほどの打撃を受けているのだ。

 大都市バルセロナからリゾート地バレアレス諸島まで、国内の不動産価格は、今年第1四半期だけで6.5%下落。今年末には2007年のピーク時と比べ、35%以上の下落率になると予想されている。

 スペインなど世界各国で景気が落ち込んでいるため、多数の住宅所有者が住宅ローンの返済に四苦八苦している。一方、不況によって、資金に余裕のある不動産投資家には、割安物件を手に入れる機会が増えている。

 好況期には、低利の融資に触発され、別荘や投資用物件に対する需要が際限なく膨らんだ。だが昨今は融資条件が厳しくなり、不動産開発業者は、積み上がった在庫を処分しようと、減り続ける買い手に対して物件価格の大幅値下げに踏み切っている。

 買い手市場に転換したことで、投資家は再び不動産市場に関心を寄せ始めている。旧ユーゴスラビアのクロアチアやモンテネグロなどの欧州の新興不動産市場だけでなく、投資先として以前から名高い米フロリダ州や米南西部地域の物件も、今が買い時かもしれない。

 2007年以降、世界の不動産価格は2ケタ台の下落率を記録しており、米ドル相場も反騰していることから、米投資家にとって海外物件には値頃感が生じ始めている。ブラジルやインドをはじめとする新興諸国は、不況下でも、順調な経済成長を続けると予想される。しかも、こうした国の不動産は、米国の平均的な住宅価格のわずか8分の1程度で購入できる。

狙い目は東欧モンテネグロ

 英不動産サービス会社サヴィルズ(本社:ロンドン)国際居住用不動産投資部のチャールズ・ウエストン=ベーカー部長は、「取引条件が良くなっている地域では、投資家はお買い得な物件を次々購入している。不動産市場の落ち込みで、物件価格は再び投資家の手の届く水準まで下落している」と語る。同社の4月の不動産販売は3月の1~2割増しとなっている。

 当然ながら、市場の低迷時に物件を購入すれば、投資家の長期的な投資益は大きくなる。だが、短期的な見通しは依然として不透明だ。

 世界各国政府による景気刺激策の効果で、融資活動は再び活発化しつつある。とはいえ、銀行の貸出金利は高止まりしていて、多額の頭金も必要であり、不動産市場は格安物件狙いの投資家にとって手が届きやすいとは言い難い。また、アナリストらは、世界経済が回復しない限り、不動産価格の値下がり傾向は2010年に入っても続き、投資家は不動産の資産価値低下で損失を被る恐れがあると警告する。

 市場観測筋は、損失リスクを抑えるには、トルコやインドなど、長期的な経済成長見通しが最も良好な国の不動産市場への投資を勧める。また、可能な限り世界的な大手金融機関の住宅ローンを利用し、国内の金融事情に左右されないようにすべきだとも指摘する。

 投資物件としては、地元住民からの家賃収入が中心となる地域の物件より、旅行者からの安定した賃料収入が見込めそうな地域の物件の方が投資リスクは低い。

 では、世界の中で投資候補として検討に値する地域はどこか考えてみよう。

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