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ロッテ、酒類事業を急拡大

韓国、中小の焼酎、ワインメーカーが戦々恐々

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2009年5月14日(木)

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ロッテグループの酒類事業を巡る動きが注目を集めている。飲料事業を展開する「ロッテ七星飲料」の酒類事業部と(アサヒビールが出資する)「ロッテアサヒ酒類」で構成され、2008年の売上高は1300億ウォン(約104億円)。グループ全体から見れば規模は小さい(編集部注:約6%に相当)が、急拡大しているのである。

一気にトップ狙うワイン事業

 今年1月には、中堅酒類メーカーである「斗山酒類」を5030億ウォン(約402億円)で買収した。最近では韓国の大手ビールメーカー「OBビール」の買収にも関心を示した。

 斗山酒類は、焼酎「チョウムチョロム」やワイン「マジュアン」で知られ、昨年の売上高は3608億ウォン(約289億円)だった。毎年、黒字を計上しており、買収でロッテが投じた金額は高くないというのが業界の評価だ。 

 これでロッテの品揃えは、焼酎からビール、ワイン、ウイスキーまで幅が広がった。今年、酒類事業の年商は5000億ウォン(約400億円)に達する見込みだ。ロッテグループのイ・チャンウォン戦略本部理事は「国内の大手ビールメーカーには常に興味があった。買収するのか、自前で工場を作るのかは別としても、酒類を総合的に手がける方針に変わりはない」と話す。

 こうしたロッテの動きが酒類業界の再編を強く促すと考え、同業各社は戦々恐々としている。例えば焼酎業界。大韓酒類工業協会によると、業界1位の真露(ジンロ)は今年1~2月のシェアが46.4%になり、前年同期に比べ17.3%も落ち込んだ。これに対し、ロッテ酒類(斗山酒類の新社名)のシェアは同10.8%から12.5%へ上昇した。

 真露の関係者は「わずか2兆ウォン(約1600億円)の焼酎市場に韓国を代表する大企業が参入し、一気に競争が激化した」と不満を漏らす。特にロッテ酒類がシェア拡大に乗り出している釜山(プサン)、慶南(キョンナム)などで地場メーカーの危機感は強い。

 ワイン業界もロッテの動きを警戒する。昨年、シェア1位のクムヤン・インターナショナルの売上高は594億ウォン(約48億円)だった。一方、ワインで推定150億ウォン(約12億円)だったロッテには、業界2位で403億ウォン(約32億円)の旧斗山酒類・ワイン事業部が加わる。今後、クムヤンとロッテの間で激しい首位争いが始まるのは必至だ。

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