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太陽光に沸くインドの電力業界

インドに降り注ぐ日光すべてが新たなビジネス生む

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2009年5月19日(火)

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Here comes the sun

西ベンガル・グリーンエネルギー開発公社は今春、同州アサンソル近郊のジャムリアにある2メガワット(メガワット=1000キロワット)級の太陽光発電所の試験運転を開始する。このことは、インドの再生可能エネルギー業界にとって大きな転機となるだろう。同発電所は、インド最大規模の太陽光発電所となるうえ、これまでインドが数十年かけて建設してきた太陽光発電所の総発電容量に匹敵するからだ。

 西ベンガル州は、インドにおける太陽光発電では先駆者的な存在だ。アストンフィールド・ソーラーは年末までに、1.5メガワット規模の太陽光発電所を西ベンガル州とラジャスタン州にそれぞれ立ち上げる予定で、モーザーベアがラジャスタン州で進めている5メガワットの太陽光発電所も来年初めには稼働する。

新規プロジェクトに政府の手厚い支援

 太陽光発電所はここへきて、1ケタではあるがメガワット級の規模に急拡大した。この一連の動きは、停滞気味のインド経済への活力ともなっている。実際、2008年1月に西ベンガル州とインド政府が相次ぎ行った政策発表がこの業界を活気づける契機となった。

 既に2012年3月31日までに計40メガワット相当の太陽光発電プロジェクトを事業者に割り当てている西ベンガル州は、フィード・イン・タリフ制度を導入し、発電所の稼働開始から20年間、1キロワット時当たり11ルピー(約21円)で電力を買い取る計画だ。

 同じ2012年度末まで太陽光発電をさらに50メガワットを追加する計画のインド中央政府の新・再生可能エネルギー省(MNRE)も、発電量に応じて1キロワット時当たり12ルピー(約23円)もしくはそれ以下の価格で電力を買い取る計画だ。MNREのスキームに則った開発業者の場合は、買取価格はさらに3ルピー高い15ルピー(約29円)となる。

 西ベンガル州とインド政府がこうした方針を発表して以来、推定で合計約2000メガワット相当の投資提案が同省に届いている(もっとも、いいかげんな開発業者の計画も一部含まれている可能性はあるが)。だが、グジャラート州のナレンドラ・モディ首相はこれでもまだ不十分とばかりに、同州では2014年3月31日までに500メガワットの太陽光発電所のプロジェクトを追加すると発表、開発業者には最初の12年間は1キロワット時当たり13ルピー(約25円)で、その後の13年間は3ルピー(約5.8円)で電力を買い取るとした。その結果、同州に認定された開発業者らによる太陽光発電の計画は計3275メガワットに及ぶ。MNREが10年にわたる助成を提供するのに対し、グジャラート州の支援策は25年間と長いのが魅力だ。

 グジャラート州の政策がきっかけとなり、同州と同じくインド人民党(BJP)が第1党であるカルナータカ州も同様の計画を策定した。同州エネルギー局のK・ジャイラジ次官は「カルナータカ州に最も適した政策を現在策定中だが、グジャラート州と同様、発電量目標や電力買取価格の設定を検討している」と語る。

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