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米GE、次世代電池に投資

助成金を申請し、輸送用先進電池の生産工場建設へ

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2009年5月20日(水)

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Reena Jana (BusinessWeek誌、イノベーション担当エディター)
米国時間2009年5月12日更新 「GE Will Build an Advanced-Battery Plant

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)は5月12日、1億ドル(約96億円)を投じて、ニューヨーク州北部に電池生産工場を建設する計画を発表。ハイブリッド鉄道車両やその他重機などの動力源となるナトリウム塩化ニッケル電池を製造していく。

 ジェフリー・イメルト会長兼CEO(最高経営責任者)は、この新規事業はGEの輸送機器部門であるGEトランスポーテーションが運営し、2015年までに売上高5億ドル(約480億円)、その数年後に10億ドル(約960億円)を目指すとしている。

 工場の稼働開始は2011年半ばの予定で、350人の雇用を見込む。さらに、GEの研究開発の拠点、GEグローバル・リサーチの本部があるニューヨーク州ニスカユナ周辺の地域経済の活性化も期待される。GEは工場建設費用として、米エネルギー省(DOE)に対し、景気刺激法に盛り込まれた助成金を申請している。「官民の協力により、プロジェクトの促進が期待できる」とイメルトCEOは述べている。

 GEグローバル・リサーチのマーク・リトル所長は、工場設立に伴い、物流網や建設、サービス業などの分野で数千人規模の雇用創出が期待できると見込んでいる。

 工場では、GEが約5年前に開発した独自の製造方法と厳密に管理された製造プロセスに基づき、ナトリウム塩化ニッケル電池を生産する計画だ。リトル氏によれば、GEは、ブレーキをかけた時に生じるエネルギーを貯蔵する技術に関し、30件の特許を保有しているという。

景気刺激法案による助成

 米政府の景気刺激法では、先進の電池技術に20億ドル(約1900億円)の助成金が割り当てられている。デビッド・パターソン米ニューヨーク州知事やポール・トンコ米下院議員(民主党、ニューヨーク州選出)などの州関係者も、GE支援を打ち出している。

 トンコ議員は、ナンシー・ペロシ下院議長(民主党、カリフォルニア州選出)やその他の議員と協力して、「米国再生・再投資法(ARRA)の適用範囲を拡大し、技術の種類にかかわらず、エネルギー生成だけでなく、エネルギー貯蔵も同法の適用対象となる」よう、GE支援に努めていると言う。太陽電池から風力タービンまで、世間の注目はエネルギー生成の方に集まる傾向にある。

 イメルトCEOによれば、GEはこれまで先進電池の研究開発に1億5000万ドル(約144億円)を投じてきた。ナトリウム塩化ニッケル電池は、2010年に発売予定のGE初のハイブリッド機関車に搭載される予定で、GEは鉄道産業のみならず、鉱業や海運業の新規・既存客もターゲットとしていく意向だ。

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