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ずっと愛される「ミニ」、販売堅調

生誕50周年、個性的名車はブランド再生に成功

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2009年5月22日(金)

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Saleha Mohsin
米国時間2009年5月15日更新 「At 50, the Mini Is Going Strong

 多くの人に愛されている「ミニ」が今年、生誕50周年を迎えた。1959年、今は亡き英ブリティッシュ・モーターが世に送り出したこの個性的な小型車は、これまで数々の自動車メーカーの傘下を転々とし、初代モデルの「Austin Seven(オースチン・セブン)」「Morris Mini-Minor(モーリス・ミニ・マイナー)」を皮切りに、バンやステーションワゴン、コンバーチブルなどの派生モデルが作られてきた。

 1969年の英映画「The Italian Job(邦題:ミニミニ大作戦)」の“主役”として不朽の名声を獲得して以来、ミニは長年にわたり熱狂的な人気を博してきた。「ミニのサイズと外観がマニアの絶大な支持を得た。一般大衆向けではない点が人気に拍車をかけた」と、米マグロウヒル・カンパニーズ(MHP)傘下のJDパワー・アジア・パシフィックのジェフ・シュスター予測担当専務理事は言う。

 英国を代表する名車ミニは、数十年間にわたって販売が低迷していたが、1994年に独自動車大手BMW(BMWG.DE)に買収されて以来、世界市場で成功を収めるようになった。

 BMWは米国での販売に1年先立ち、2001年に欧州でミニの販売を再開。もともとの伝統的なデザインは残しつつ、サイズを拡大し、性能を向上させた。新型ミニは現在62カ国で、平均2万ドル(日本国内では222万円~)で販売されている。

 2001年に従来の「Mini」から大文字の「MINI」にブランド名を変えて再登場したミニは、ブランド再生における史上有数の成功例だと、英ブランドコンサルティング会社インターブランドのミュンヘン支社でマネジングディレクターを務めるクリストファー・ビュンシェ氏は語る。「BMWはミニの伝統と歴史を生かしつつ、高い信頼性を誇るドイツの技術力に裏打ちされた最先端のクルマを作り出した」。

 新型ミニが米国に上陸してからわずか6年。今や米国はミニの最大の市場であり、2008年の世界販売台数23万2425台のうち、23%を占める。生産再開で注目を浴びた過去の名車はほかにもあるが、販売台数ではミニが勝る。

 伊フィアット(FIA.MI)は昨年、1957年に誕生し数々のイタリア映画に登場した小型車「Fiat 500(フィアット・チンクエチェント)」の生産を再開し、大きな喝采を浴びた。1万5000ドル(日本国内では195万円~)の新型フィアット500は、2008年に約18万5000台を販売し上々の滑り出しとなったが、ミニには及ばなかった。

 独フォルクスワーゲン(VOWG.DE)は、1938年の誕生以来多くのファンを持つ小型車「Beetle(ビートル)」の生産を1998年に再開。当初は絶賛され販売台数も大幅に伸びたが、ブームは長続きしなかった。最廉価モデルで1万8000ドル(日本国内では241万円~)の「ニュービートル」は昨年、世界で約5万5000台を販売するにとどまっている。

フェースブック上のファンサイト

 BMWの新型ミニの販売が好調なのは、熱狂的なファンのおかげかもしれない。ファンの手でミニに関するブログが運営され、ミニ専門の月刊誌もいくつか発行されている。米SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Facebook(フェースブック)」にはミニのファンクラブが450以上あり、合わせて16万6400人以上が登録している。

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