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世界競争力ランキング、欧米が変わらず優位

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2009年5月26日(火)

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Mark Scott (BusinessWeek誌、ロンドン支局記者)
米国時間2009年5月19日更新 「Competitiveness: The U.S. and Europe Are Tops

 世界を襲った金融危機は、世界経済の中心を、大打撃を受けた米英などの西欧諸国から、潤沢な資金を擁するインドや中国などの新興諸国に移行させたかにも見受けられる。

 だが、この変化は欧米経済が失速している今に限られたもので、欧米諸国が再び成長軌道に乗れば、世界経済の勢力地図も元に戻る可能性がある。インフラや教育制度の質、ビジネス法制度や制度的枠組みの洗練度。こうした経済の基本的競争力となるいずれの分野においても、先進国は今も、世界的に極めて高い水準にあるからだ。

 それが、「世界競争力年鑑2009年版」の結論だ。スイス・ローザンヌにあるビジネススクール(経営大学院)の国際経営開発研究所(IMD)が毎年発行しているこのランキングは、経済状況、政府及び企業の効率性、技術、インフラに関する詳細な分析に基づき、21世紀の経済競争を勝ち抜くにはどの国(地域)が最も適しているかという観点から、世界57カ国・地域を格付けしたものである。

 今年のランキングでは、不況や高失業率に苦しみながらも、米国が昨年に続きトップの座を維持(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2008年5月23日「世界競争力ランキング、アジア諸国が躍進」)。16年連続の1位を獲得した。世界に名だたる教育制度、大規模で多様な経済活動、充実したインフラなどの強みを背景に、米国は経済の原動力と海外直接投資先としての魅力という点で世界一の座に君臨し続けている。

 米国以外にも、競争力を有する先進国が、経済的に不安定な現況にありながらも、数多く上位にランクインした。上位20傑のうち、経済新興国と言えそうなのは、産油国カタール(14位)と中国(20位)の2カ国にとどまった。

柔軟性と適応能力に優れた欧米諸国

 では、デンマーク(5位)や日本(17位)のような国が、スロバキアやブラジルといった国を競争力で上回ったのはなぜだろうか。

 その理由の1つとして、税制や起業にかかる時間など、多岐にわたる政策の効率性が挙げられる。上位にランクインした国の多くは、労働市場の保護、相対的に高い税率、煩雑な書類手続きなどの問題を抱えてはいるものの、急速に発展する世界経済への柔軟な適応能力という点で、多数の新興国よりも優位に立つ。

 また、汚職件数の少なさや公的資金の安全性に加え、良質な教育と幅広い教育機会がおおむね保証されている点なども評価されている。

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