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タイ企業は中東市場に目を向けよ

自動車から美容整形まで輸出拡大の可能性は大

2009年5月26日(火)

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exporters and government urged to focus more on Middle East

タイ企業は、タイの製品やサービス産業に対する大きな需要が見込める中東市場にもっと目を向け、輸出拡大の道を探るべきだ。世界的不況による消費需要への打撃が中東諸国は比較的小さい。

 しかしながらタイの輸出関連企業は、タイの政情が不安であるのに加えて、中東市場進出を支援する明確な政府の施策がないこともあって、なかなか同市場に食い込めないでいる。

 タイ・イスラム貿易産業協会のアニラット・スムットコーチョーン会長は、需要が大きく、高い経済成長力を誇る中東は、タイ企業にとっては急速な輸出拡大が期待できる市場だという。

 「世界的景気後退の影響で成長スピードが鈍っているとは言え、タイの輸出企業や投資家にとって中東は依然極めて魅力的な市場だ」とアニラット会長。タイの企業にとって、特に食料品関係や生産性の高いサービス産業に従事する企業にとっては、中東は輸出市場として開拓の余地が大きいと指摘する。

 しかし同会長は、タイ政府に中東市場進出に対する明確なビジョンが欠けていることに懸念を示す。政権が不安定なことに加えて、対中東貿易および投資拡大に向けての政府の取り組みがあまりにも少ないと言うのだ。

 タイ政府は、中東市場開拓に向けてより真剣な活動を展開したり、戦略を打ち出したりするというより、現在の対中東輸出の伸びに満足しているのではないか、とも懸念する。

 政府が持続可能な投資奨励策やタイ企業による中東での企業活動を支援する政策を提示しない限り、タイの中東向け輸出の伸びは長続きしないだろう。

 持続可能な輸出の伸びを達成し、投資活動を活発にするには、現地にタイ・ビジネス・センターを設立すべきだとアニラット会長は提案する。同センターをタイ製品の集配基地として機能させると同時に、タイと中東のビジネス交流を活発化する役割も担わせればいいと提案する。

 またアニラット会長はイランとの関係についても、(タイにおける)2006年9月の無血クーデター以来停止したままになっている両国間の貿易および投資を促進するための合同経済委員会設立交渉を再開し、合意を取りつけ、イランとの関係強化を図るべきだと政府に注文をつけている。

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