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IPOを目指すベンチャーの希望の星

米ソーラーウィンズのIPO成功で期待高まる

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2009年5月27日(水)

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Steve Hamm (BusinessWeek誌シニアライター、ニューヨーク)
米国時間2009年5月20日更新 「SolarWinds' IPO Raises Hope

 米ソーラーウィンズ(SWI)は太陽光や風力関連技術を扱う会社ではなく、コンピューターネットワークの監視・修復ソフトウエアの開発メーカーだ。だが、5月20日にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場すると、同社株は俄然脚光を浴び、順調に値上がりした。米国市場の下落を尻目に、公募価格12.50ドルの同社株は上場直後に14ドル以上まで値を上げ、13.75ドルで取引を終えた。

 今年に入って新規上場を果たしたハイテク企業はソーラーウィンズでまだ2社目だが、同社の新規株式公開(IPO)の成功は、IPOを目指すほかのベンチャー企業に希望を与えた。ソーラーウィンズのマイク・ベネットCEO(最高経営責任者)はインタビューで、「今回の上場がIPOの行き詰まりを打破し、再び熱気を呼び覚ますきっかけになるのであれば、とても嬉しい」と述べた。

 一方、米語学ソフトメーカー、ロゼッタストーン(RST)も4月16日、IPOを果たした。当初は株価が上昇したものの、現在では公募価格の25ドルを若干下回る価格で推移している。さらに5月21日には、別のハイテク企業、米レストラン予約サイト運営会社オープンテーブルが上場の予定だ。

 「(IPO成功は)素晴らしいことだ。これが一過性に終わることなく大きな潮流になることを望む」と、米ウェーブマーケットのタッソ・ルメリオティスCEOは言う。携帯電話ソフトのベンチャー企業である同社は、2年以内の株式公開を目指している。

 今回のIPOが転換点だとすれば、停滞しているベンチャーキャピタル業界の再生につながる可能性もある。全米ベンチャーキャピタル協会(NVCA)によると、昨年IPOを果たしたベンチャー企業はわずか6社にとどまる。これは、2007年の86社、2006年の56社と比べ大幅に少ない。

 厳しい経済状況下で、ベンチャーキャピタル各社は傘下企業にコスト削減を要求し、ベンチャー企業への投資を削減。ベンチャーキャピタルの今年第1四半期の投資額は、前年比47%減の549件、30億ドル(約2850億円)にとどまっている。

不況は怖くない

 だが、ソーラーウィンズは、過酷な市場環境に耐える力が他社よりも強いと思われる。創業10年目の同社は、ネットワークのエンジニアや管理者向けのソフトウエアツールを製造している。製品はすぐにインストールが可能で、廉価商品の価格はわずか2000ドル(約19万円)。こうした点が、ソーラーウィンズが不況時にも利益を上げられるゆえんだ。

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