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若者はビッグスリーの車を買わない

日本車好きの親世代に反発せず、デザインよりもブランド重視

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2009年6月5日(金)

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David Kiley (BusinessWeek誌、デトロイト支局上級記者)
米国時間2009年5月27日更新 「Young Car Buyers Challenge Detroit

 米クライスラーの米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)による再建手続きの完了が見込まれ、米ゼネラル・モーターズ(GM)も同じ道をたどることがほぼ確実となる中、両社にとって最も厄介で重要な問題となるのはジョセフ・モリナリさん(24歳)のような若い消費者だろう。

 先頃米ミシガン大学ソーシャルワーク大学院を卒業したモリナリさんは、ベビーブーマーの子供世代に当たる22~32歳のいわゆる「ジェネレーションY(Y世代)」に属する。学位を取得し、アリゾナ州パイントップに就職先を見つけたモリナリさんは、9年落ちのホンダ(HMC)の「アコード」に乗っている。在学中に両親の援助を得て購入した中古車だが、トランスミッションの調子が悪く、何カ月か先に雪山へ乗って行くことを思い、新車の購入を考えている。

 とはいえ、今のところ、非常に魅力的な購買条件を提示しているフォード車やGMの「シボレー」、クライスラーの「ダッジ」にはさほど興味はない。一番惹かれているのは、信頼性と頑丈な4輪駆動(4WD)方式で評価の高い富士重工業のSUV(多目的スポーツ車)「スバル・アウトバック」だ。

 「まずは調査をして、それから価格を確認して決める」とモリナリさんは言う。

米国車の購入理由は「安いから」

 GMクライスラー、また程度の差こそあれ米フォード・モーター(F)にとって、頭の痛い問題がある。少なくとも最近2世代の米国人が、米国車は乗用車の選択肢として好ましくないという考えを刷り込まれていることだ。

 ここ10年ほど、米国で最も売れている車は、トヨタ自動車(TM)の「カムリ」やホンダのアコード、日産自動車の「アルティマ」など、どのカテゴリーを見ても日本車が目立つ。全体としては、フォードのピックアップトラック「Fシリーズ」が売り上げトップを維持してきたが、トラックを買うのと乗用車を買うのとではわけが違う。

 米調査会社オートパシフィックによると、実際にY世代の間で一番のブランドはずっとシボレーだが、そこにも問題があるという。シボレーを選んだ理由が、“好み”ではなく“低価格”にあり、安いサブコンパクト車や小型車が揃っているからという回答が圧倒的多数を占めているという点だ。「シボレーで我慢しているが、もう少し経済的余裕があれば輸入車が欲しいと思っている人がほとんどだ」と、オートパシフィックのデボラ・グリーブ氏は分析する。

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