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定年後にお薦めの海外移住先は?

移住優遇制度も登場、ポイントは治安と言葉と医療

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2009年7月8日(水)

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Frederik Balfour (BusinessWeek誌アジア特派員、香港)
米国時間2009年7月1日更新 「Retirement: Best Overseas Locations

 英グラスゴーで「リーバイス」ジーンズのフランチャイズ店を経営していたジョン・バークレーさんと妻のロレインさんは、引退後はスコットランドで暮らしたくないという意見で一致していた。「こんな寒い土地で老後を過ごすのは嫌だといつも2人で話していた。1年中暖かい土地で暮らすのが夢だった」とロレインさんは言う。

 夫妻は2005年に店の権利を売却した後の2年間、50歳以上の外国人向けに魅力的な誘致制度を導入しているマレーシアへ何度か下見旅行に出かけた。ところが、たった1度だけ訪れたインドネシア・バリ島ののどかな週末に魅了され、マレーシアへの移住計画などまるで興味がなくなってしまった。

 「2人ともバリの魅力にすっかり参ってしまった」とロレインさんは振り返る。

 3カ月後、バークレー夫妻はバリ島に別荘を購入し、そこに落ち着いた。生活は快適で、物価も安い。バリ島では、ロレインさんの毎月のヘアカラー代はスコットランドに住んでいた頃の3分の1で済み、料理人数人と運転手を雇う余裕もある。ガソリン代も政府補助金のおかげで破格の安さだ。

海外移住の夢を実現しやすくなった

 バークレー夫妻のように定年後の生活を海外で送ろうとする人は、少数ながら着実に増え続けている。今では、インターネットや格安航空券が普及し、多くの国でインフラや医療サービスの整備が急速に進んでいることから、引退後に異国の地で過ごすという夢は、かつてなく容易に、また驚くほど手頃な費用で実現できるようになった。

 月に2500ドル(約24万円)もあれば、フィリピン沿岸のきらめくサンゴ礁の海でシュノーケリングに興じたり、コスタリカで新鮮な山の空気を味わったり、地中海に浮かぶキプロスで海からそよぐ風を肌に感じながら暮らすことができるのだ。

 また、引退者向けの特別ビザの発行や割引制度の提供など、海外からのシニア移住者の誘致を積極的に進めている国もいくつかある。

 例えばマレーシア政府は、50歳以上の人を対象に「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」プログラムを策定。10年間有効で更新可能なビザの発行や、自家用車の輸入関税の免除、住宅の購入許可といった特典を提供している。

 中米のパナマでは、所得税の免除や20年間の固定資産税免税のほか、映画のチケットから医療費まで様々な割引制度が提供されている。同じく中米のベリーズにも、退職者向けの公式の移住優遇制度がある。

 引退生活者は、事実上、世界中の国の中から、それぞれの好みに合った移住先を見つけることが可能だ。ゴルフ好きなら、タイやマレーシアで熱帯植物に囲まれたフェアウェーを持つゴルフコースを楽しめばいいし、美食家なら、南仏のプロバンスやイタリア北部のトスカーナ地方へ行けば郷土料理を堪能することができる。

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