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米ペプシコ、中国を知り抜いてコカ・コーラに勝つ

ヌーイCEO、市場重視の姿勢を鮮明に

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2009年7月9日(木)

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Bruce Einhorn (BusinessWeek誌香港支局、アジア地域担当エディター)
米国時間2009年7月2日更新 「Pepsi's Indra Nooyi Focuses on China

 米国の大企業のCEO(最高経営責任者)なら、少なくとも年に1度は中国を訪問する機会がある。だが、米飲料・食品大手ペプシコ(PEP)のインドラ・ヌーイ会長兼CEOは、通常の中国出張をいつもと違ったものにしたいと考えた。

 ヌーイCEOは12日間の滞在期間中、米企業のCEOが通常訪問する北京や上海だけでなく、四川省の重慶や陝西省の西安など、中国西部の都市や内モンゴル自治区にも足を延ばす。ペプシコはポテトチップスの「Lay's(レイズ)」などのスナック菓子の製造も手がけており、内モンゴル自治区で中国国内最大のジャガイモ農園を運営しているのだ。

 1国の訪問になぜそこまで時間をかけるのだろうか。ヌーイCEOは、ペプシコにとって中国が市場として重要であることを示したいと語る。「中国は今、米国以外では最大の可能性を秘めている。それは今後も変わらず、他国との差は開く一方だろう」。

 昨年、ペプシコは最大のライバルである米コカ・コーラ(KO)への対抗策の一環として、中国に10億ドル(約950億円)を投資する計画を発表。コカ・コーラは2008年、中国での事業拡大に3年間で20億ドル(約1900億円)を投じる計画を発表している(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2009年6月30日「米コカ・コーラ、独禁法適用を乗り越え中国事業拡大」)。

 中国の炭酸飲料市場でのペプシコのシェアは約33%と、半分を占めるコカ・コーラには及ばないが、中国で最も売れているコーラはペプシだ。「中国には非常に大きなチャンスがある」とヌーイCEOは語る。

 中国経済世界不況の打撃を受け、問題を抱えているのは確かだ。だが、中国は依然として世界有数の経済成長率を誇っており、ペプシコが中国の中産階級をターゲットにするのは当然と言える。インド南部の都市、チェンナイ生まれのヌーイCEOは、自身も含めペプシコの経営陣は中国をもっとよく知るべきだと主張する。「中国の抱える問題は何か。中国の原動力は何か」を見極めたいと語る。

 ヌーイCEOは年に3~4回中国を訪問しているが、いまだこうした疑問に対する答えは得られていないと言う。「中国に来ても毎回会議ばかりで、中国の実態把握ができなかった」と同CEOは話す。

訪中に備え、短期集中の中国セミナーも

 そこで、ヌーイCEOはいつもの出張とは違うことを試みようと、中国に2週間滞在することにした。その準備として、1月にニューヨーク州パーチェスのペプシコ本社で中国セミナーを開催。様々な大学の教授や学者を招き、中国の歴史や経済、政治に関する講義を受けた。先月、訪中前の最後の講義を担当したのは、元米国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏だ。「中国の現状について何の背景知識も持たないまま訪問したくなかった」とヌーイCEOは言う。

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