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グーグル新OS、まずはネットブックを狙う

パソコンメーカーの賛同を得られるかがカギ

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2009年7月15日(水)

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Douglas MacMillan (BusinessWeek誌スタッフライター、ニューヨーク)
米国時間2009年7月8日更新 「Google's OS: Will PC Makers Bite?

 米グーグル(GOOG)がパソコン用OS(基本ソフト)の開発に乗り出す方針を明らかにした。同社はこれにより、強大なシェアを誇るマイクロソフトの「Windows(ウィンドウズ)」と競合することになる。ウェブ検索やオンライン広告の分野では独立独歩で成長してきた同社だが、OSに関しては、パソコンメーカーとうまく連携できるかどうかがカギとなる。

 グーグルは7月7日、同社のウェブブラウザー「Chrome(クローム)」とオープンソースOS「Linux(リナックス)」を基盤としたOS「Chrome OS(クロームOS)」の開発に着手していることを発表(関連資料)。このクロームOSでは、電子メール、ワープロ、マルチメディアなどのアプリケーションは、ユーザーのハードディスクからではなく、インターネットから実行する形となる。製品は2010年後半に登場の予定だ。

 グーグルの狙いはどこにあり、なぜこのタイミングの発表だったのか、様々な憶測が流れている。アナリストの多くは、これはマイクロソフト(MSFT)の牙城への攻略であり、少なくともマイクロソフトのビジネスモデルを切り崩そうとする狙いが念頭にあるとの見方をしている。

 そういった面は確かにありそうだが、事情通筋の話によると、グーグルの最大の狙いは、ウェブの玄関(ポータル)としてのパソコンの役割を高めることにあるという。現在のウェブは、単なるページの集合体から、多彩なアプリケーションを動かすための基盤へと変貌を遂げつつある。そんなウェブ上のアプリケーションを、パソコン上で今よりも迅速かつ円滑に利用できるようになれば、広告媒体としてのウェブの魅力がさらに高まることになる。

 さらに、グーグルがクロームOSを多数のパソコンに搭載してもらうには、パソコンメーカーとの緊密な連携が不可欠となる。

 だが、パソコンメーカーがマイクロソフトとの同盟関係に見切りをつけるとは考えにくい。

 マイクロソフトは今年後半、「Windows Vista(ウィンドウズビスタ)」の後継版となる新OS「Windows 7(ウィンドウズ7)」の発売を予定している。アナリストらは、惨憺たる売れ行きのビスタ(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2008年6月19日「マイクロソフト、試練の時」)に比べて、ウィンドウズ7は大きな改善になると見ている。

 しかしその一方で、パソコンメーカー各社は、より低価格で有望な代替OSを切望している。米ヒューレット・パッカード(HP、HPQ)の広報担当者マーリーン・ソムサック氏は、「マイクロソフト以外にも、競合各社の採用や、当社が顧客のニーズに合わせて搭載する可能性のあるOSなど、あらゆるOSの選択肢について把握しておきたい」と語る。

複数のパソコンメーカーが連携

 グーグルは公式ブログの記事の中で、クロームOSの開発に関し、HPのほか、台湾のエイサー(宏碁電脳)、同じく台湾のアスーステック・コンピューター(華碩電脳)(2357.TW)、中国のレノボ・グループ(聯想集団)(0992.HK)などと協議中だと述べている。

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