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イケア、ロシアに逆ギレ

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2009年7月21日(火)

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 ロシア南西部に建つメガ・サマラ・モールのウェブサイトには、「間もなくオープン!」と派手な宣伝が掲載されている。問題は、140万平方フィート*1のこの大型ショッピングモールにあるスケート場やレストラン、200に及ぶ店舗を人々が利用して楽しめるのがいつなのか、誰にも分からないことだ。

 モールを経営するスウェーデンの家具小売り大手イケアによると、この施設は1年以上前から開店できる状態にあるにもかかわらず、地元の自治体政府から、建物は多くの安全基準を満たしていないうえ、そのほかの規則違反も見られるとの指摘を受けている。

ロシアへの新規投資凍結発表

 開店が遅れに遅れたことで、イケアは堪忍袋の緒が切れたらしい。6月23日、同社はロシアへの新規投資をすべて凍結すると発表した。同社のロシア担当マネジャー、パー・カウフマン氏は声明の中で、この決定は「ロシアの一部地域、特にサマラ州における予測不可能な行政手続きが原因である」と言明している。同社では現在進行中の数件のプロジェクトについては完成したいとするが、30店強の新規出店計画は延期になった。

 これはイケアにとって180度の方針転換だ。ロシアへの投資額では最も大きい外国企業の1つである同社は、2000年の第1号店出店以来、この国に約40億ドルを投じてきた。サマラ店は12店目となる。出店するたびに同社は、数百のテナントが入居するモールを作ってきた。その結果、ロシアでイケアは好景気の象徴となり、ヤッピー(裕福な若者)は「イケア世代」と呼ばれる。

 はっきりとは言わないが、イケア幹部はロシア地方政府の腐敗にうんざりしたとほのめかしている。彼らによると、サマラ地方政府当局は、モールの建物にはハリケーン並みの暴風に対する強度が必要だといった要件をでっち上げて開店を妨害している。この地方をそんな気象が襲った記録はない。カウフマン氏は独経済紙「ハンデルス・ブラット」に対し、地方政府の役人が、ある地元建設会社なら指摘を受けた欠陥の修繕を「速やかに手助けしてくれる」とほのめかしたと語った。

*1=約13万m2

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