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サムスン、LGのもう1つの戦い

不況を追い風にMRO事業拡大で競う両社

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2009年7月29日(水)

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様々な場面で激しい競争を繰り広げるサムスングループとLGグループ。中でもサムスン電子とLG電子、LGCNSとサムスンSDSの競争は熾烈を極める。

 最近は、サムスン電子がバイオ製薬事業に乗り出したことで、LG生命科学とも競争することになった。LGの子会社であるサブワンと、サムスングループの系列会社アイマーケットコリアもMRO(メンテナンス、修理、オーバーホール)市場で競争関係にある。一般にはあまり知られていないが、両社のバックにはLG、サムスンという巨大グループが存在する。MRO市場は不況の中にあっても順調な成長を見せており、両社の競争も激しさを増している。

 2008年の韓国のMRO市場規模は推定21兆ウォン(約1兆6100億円)とされる。MROを手がける企業の年間売上高は少なくとも数百億ウォン、多い時には1兆ウォン(約800億円)を超える。

 韓国で現在、MRO事業を展開する企業は7つ。中でもサブワン、アイマーケットコリア、エンツビが「ビック3」と呼ばれる。

キム・テオ サブワン社長

 売り上げのトップはサブワンで、昨年の売上高は1兆5000億ウォン(約1150億円)。アイマーケットコリアも昨年は売上高が1兆ウォンを突破した。両社が売上高で業界1位と2位を争っていられるのも、サムスンとLGという心強いバックがあるからだ。大企業が主力製品と主力事業で市場を席巻する際には、MRO会社も親会社の後ろから目に見えない支援を送っている。

 MRO企業の多くは2000年前後に誕生した。1999年に設立されたサブワンを除けば、他社は皆、2000年に設立された。当時、大企業は構造改革の真っ只中にあり、コスト削減に躍起になっていたことが背景にある。

 アイマーケットコリアの チェ・ジェソン経営支援チーム課長は、「不況の際に企業が手っ取り早く着手できる対策はコスト削減。韓国の場合、MRO事業は通貨危機以降、注目を浴びはじめた」と話す。

 MRO企業の業績が今年、好調なのも「不況」というキーワードの存在が大きい。大企業からの受注が増えたうえ、新規顧客も確保できたからだ。

 世界同時不況により、コスト削減と生産性の向上がより注目されるようになった。購買専門の部署を設けて、自らMRO事業を手がけるとなると、どうしても効率が悪くなる。社員が重要度の低い業務に身を縛られるうえ、彼らが購入した製品がそれほど安くないことも多々ある。だが、MROを専門に手がける会社にアウトソースすれば、無駄な時間が省け、効率も上がる。

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