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GM、大宇を手放せない事情

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2009年8月3日(月)

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 経営再建中の米ゼネラル・モーターズ(GM)にとってアジア市場は依然として明るい材料だが、韓国子会社の状況だけは高成長を謳歌するGMの中国事業というよりも、哀れな親会社の方に似ている。韓国子会社「GM大宇自動車技術」は昨年7億200万ドルの赤字を出し、今年前半の販売台数は前年同期のほぼ半分の26万1000台となった。同社は現在深刻な流動性危機の瀬戸際にある。「GM大宇は厄介なことになっている」。ソウルのLIG投資証券のスティーブン・アン調査部長は言う。

 GM大宇の苦境は、同社の事業が親会社の他地域での事業との結びつきが強いことが主な原因である。GM大宇は昨年約90万台を生産し、外国工場で組み立てるためのキット一式を100万台分輸出した。これはGMの昨年の世界販売台数の約4分の1を占める。だがその約90%が「シボレー」や「ビュイック」など売り上げが急落しているGMブランドなのである。

新生GMに不可欠の重要部門

 なぜGMは赤字のGM大宇を手放さないのか。それは、同部門がGMの将来に非常に重要だからだ。GM大宇はGMの小型車ラインアップの重要な開発拠点であり、中国事業向けの技術開発と部品の重要な供給源でもある。それに今は、トヨタ自動車の「カローラ」やホンダの「シビック」に対抗するはずの、シボレーの新型コンパクトカーを開発中だ。「GM大宇は新生GMの国際事業戦略において、より重要な役割を果たすだろう」。GM大宇のマイケル・グリマルディ社長は言う。

 そのためGM大宇は財務基盤の強化を急いでいる。昨年12月時点で同社の負債総額は68億ドルあった。20億ドルの融資枠を使い果たした今年2月以降、同社は政府系金融機関の韓国産業銀行(KDB)から新規融資を獲得しようとしてきた。

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