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旧型iPodが消えていく

iPod touchはさらに多機能化

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2009年8月4日(火)

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Arik Hesseldahl (BusinessWeek.com記者)
米国時間2009年7月26日更新 「The iPod Is Dead. Long Live the iPod

 先日、戸棚の整理をしていたら、懐かしい物が出てきた。筆者が初めて買った携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」である。

 8年近く前になるが、筆者はニューヨークで真っ先に初代iPodを持ち歩いた1人だった。タバコの箱ほどの大きさで、「1000曲をあなたのポケットに」との宣伝文句で売られていた。iPodの最初のテレビ広告に使われていた曲も覚えている。英国の音楽ユニット、プロペラヘッズの「テイク・カリフォルニア」だ。

 その後、160ギガバイト(GB、ギガは10億)の大容量ハードディスクを内蔵した2007年モデルに買い替えた。これに比べれば、たった1000曲しか搭載できないというのは時代遅れに思える。2007年のモデルでは、5231曲の音楽ファイル、141本の動画ファイル、228本のポッドキャストを入れても、まだ半分以上も容量に空きがある。だがこの機種ですら過去の遺物に思えるのも、そう遠い先ではないだろう。

四半期で初の販売減となったiPod

 北米市場で70%のシェアを誇り、デジタル音楽プレーヤーの草分け的存在であるiPodだが、販売成績に陰りが見え始めており、我々のよく知る旧来のiPodは、旧型機とは大きく異なる多機能モデルに主役の座を明け渡そうとしている。

 米電子機器大手アップル(AAPL)が7月21日に発表した今年4~6月期の決算では、iPodの出荷台数は1020万台と、前年同期の1100万台から減少。四半期の販売台数が初めて前年比マイナスとなり、iPod人気が下り坂に入っていることが浮き彫りとなった。

 アップルのピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は決算報告の電話会議で、多機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」や無線LANの標準規格Wi-Fi(ワイファイ)対応の「iPod touch(アイポッド・タッチ)」を開発した「そもそもの理由の1つ」が、いずれiPod人気にも陰りが出ると見越していたからだと述べた。同社は「iPod Shuffle(アイポッド・シャッフル)」「iPod nano(アイポッド・ナノ)」「iPod classic(アイポッド・クラシック)」といった、いわゆる“ポケット製品”の販売減少を予想していたのだ。

 その一方でアップルは、iPod事業を「今後も長きにわたって継続していく」としている。累計販売台数2億1800万台、売上高380億ドル(約3兆6000億円)を誇り、米フラッシュメモリーカード大手サンディスク(SNDK)や米ソフトウエア大手マイクロソフト(MSFT)、東芝(6502.T)などの競合相手がひしめく携帯音楽プレーヤー市場で、一躍アップルをトップに押し上げたiPodシリーズの寿命を延ばしたいと考えるのは当然だ。

ハードディスクより安価なフラッシュメモリー搭載の製品に注力

 次世代iPodはどのような製品となるのか。アップルは、iPodシリーズの中で最も先進的で多機能なiPod touchに注力していくことになると予想される。

 恐らく、その戦略で最初にしわ寄せを受けるのは、ハードディスクベースのiPod classicだろう。フラッシュメモリーはハードディスクに比べて価格が安くて消費電力も少なく、衝撃にも強いことから、今後、大容量iPodはフラッシュメモリーがベースになる公算が大きい。

 また筆者は、大容量モデルは、筆者が持っているiPod classicに似た製品ではなく、iPod touchに近い製品になっていくと見込んでいる。2005年以降、アップルは毎年9月にiPodの製品ラインアップを刷新しており、例年通りであれば、今年も9月にモデルチェンジが行われるはずだ。

マイク搭載で商品の魅力を強化

 改良版のiPod nanoのほか(最初の発売以来、毎年秋に改良版が出ている)、iPod touchの新型機種も発売されると予想される。今度は、64GBのフラッシュメモリーを搭載したiPod touchが登場するだろう。

 また、iPod touchはほぼすべてのiPhone用アプリケーションに対応していることから、これらのアプリケーションを動かすためのハードウエア機能の強化も、当然の成り行きと言える。既にiPod touchは、音楽・動画再生のほか、携帯ゲームや通信、インターネット接続の機能を持つ携帯端末として販売されている。制約はあるが、ナビゲーション機器として使うこともできる。

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